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だいじゅうわ「はじめまして~、ミラで~す」

 約束の場所には真っ赤な髪色をした小さな女の子が待っていた。


「はじめまして~。ミラで~す」


 ……。なんだこのノリは。ミリアに聞いていた感じと違うんだが……。


「ん?どうしたんですか?」


「いや、聞いてた性格との違いが激しくてな。少し戸惑っただけだ。

 俺はソラ。よろしく」


「そうですか~。よろしくで~す」


 握手をする。ん?なんだ、この感覚は。何か懐かしいというか、握ったことがあるような……。


 んーー?気のせいか……。


「あ、忘れてました。パートナーフェアリーのチェチェンです」


「はじめまして~。チェチェンです」


「ああ、よろしく。

 こっちは、俺のパートナー・ミリアだ」


「よろしくなのですよ~」


 相棒の紹介もしておく。


「ミリアもようやくパートナーもちですか~。長かったですね~」


「そうなのですよ~」


「ん?お前ら知り合いか?」


「そうなのですよ~」


「というよりか、魔法少女機関のパートナーフェアリー課は基本的に皆知り合いです~」


「そうなのか」


 というか、長かったって。


「ミリアの成績は結構悪かったから。基準以上じゃないと仕事させてもらえませんから、ようやく基準に達したってことですよ~」


「言わないでくださいなのですよ~//」


 おいおい。まあ、ちょっと抜けてるくらいの方が、個人的には助かるがな。ぎちぎちなのは、きつい。


「そんなことより、任務の確認を頼む。ミランディアもそれでいいな」


「ミラでいいよ~」


「じゃあ、ミラもそれでいいよな?」


「うん」


「じゃあ、始めるですよ~


 今回の任務は、哨戒任務なのですよ。見つけ次第、戦闘にて排除してもいいですが、無理は禁物なのですよ~」


「つまりは、警戒しつつ倒すのに全力を尽くせってことか?」


「簡潔に言えばそうなのですが、気配を消せるくらいの強さなので正直無理して戦ってほしくないだけなのですよ。死ぬのはごめんですよね?」


「まあな。じゃ、やれるだけやれってことか」


「そうなのですよ。倒せないようなら、魔法少女機関から最高ランクの職業魔法少女を派遣してくれるそうですよ~」


「わかったよ~。じゃあ、がんばろうね。ソラちゃん」


「ああ」


 こうして俺達は、初めてにして最悪のプルーフと戦うことになったのだった。

お久しぶりです。

早いうちに戦闘に移れるといいなぁ……。

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