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第3年生編 第28話:永遠の歯車

[17:00 ― 学校の旧道場]

静寂の中、レンは拳にバンテージを巻き、狂気を秘めた目でサンを待っていた。白い道着に黒帯を締めたサンが現れる。その佇まいは静かなる炎のようだった。

「逃げ出したかと思ったぜ、兄弟子あにでしさんよ」レンが嘲笑う。

「父から受け継いだ技を、無駄にするつもりはない」サンが構える。

[決戦:空手×工学]

レンの猛攻が始まる。重い拳が空気を切り裂き、サンを追い詰める。サンは防戦一方だが、その瞳は冷静に相手の動きを「スキャン」していた。

レンの回し蹴りがサンの脇腹を捉える。「ぐふっ!」サンが柱に叩きつけられる。

「どうした! お前のスピードはその程度の低回転か!」

[チューニング:第三のリズム]

サンは立ち上がり、深く呼吸を整える。心臓の鼓動と体の動きを同調させる――「パルシング(脈動)」。

彼の目には、レンの動きがズレた歯車のように見えていた。サンはガードを下げ、あえて隙を作る。

「死ねぇ!」レンがトドメの一撃を放つ瞬間――。

サンは**「先のせんのせん」**で踏み込み、ユニバーサル・ギヤの回転原理を応用した捩じり込みの突きを放った!

(ドゴォォォォン!!)

衝撃がレンを突き抜ける。

「これが……第三のリズムだ。破壊ではなく、完璧な調和バランスだ」

[20:00 ― 校門前]

「サン、お前マジで最高だったぜ!」ゴンがはしゃぐ。

サンのスマホにフェースからのメッセージが届く。

Face: 「試合、見てたわよ(こっそりハッキングしてね)。私のサンくんは世界一ね! こっちは雪が降り始めたわ。早く温めに来て」

サンは微笑み、眼鏡のない瞳で夜空を見上げた。「待っててください、フェース先輩。あと少しです」

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