続・列車内の飲食禁止が昨今ではマナーなの?
思ったより多くの感想が寄せられたこともアリ、続編を投稿することにしました。
とはいえ、緩くお読みくださることを平にお願いします。
それにしても、臭いというのは、本当にその人の感覚もアリ、一律には決められない、悩ましいモノと私は考えざるを得ません。
本当に臭いが強いモノは、列車内での飲食を控えるべき、というのが、ネット上では多数派のように、私には見受けられますが。
問題は何をもって、臭いが強いモノといえるのか?
ということになる気が、私はしてなりません。
この辺り、例えばですが、騒音とは違う問題になります。
騒音でしたら、何ホン以上は騒音だ、と言う主張が結構、多くの人から納得を得られますが。
臭いに関しては、そういった納得が得られにくいのでは、と私には考えられてならないのです。
私が、これまでにネット上で臭いが強い、列車内で飲食すべきでない、という声が上がり、それに対する反論、論争等を見聞したモノに限りますが。
かなり、知名度がある気が私はしてならないのが、某メーカーの肉まんです。
今から7,8年前にはなりますが、それこそ改札口内で販売されているのに、
「臭いがキツイ。列車内で食べるな」
「改札口内で売られているのに、列車内で食べるな等は横暴な主張だ」
という論争が、当時はあった覚えが私にはあります。
(尚、その後も現在に至るまで、時折、再論争が起きている気が私はします)
他に私が思いつくままに、論争が起きた臭いのするモノを挙げますが。
「ソースの臭いは、本当にキツイ。列車内で食べるモノではない」
「はあ?たこ焼きやサンドイッチさえ、列車内で食べるなというのか。お前の我が儘だ」
「お前の感覚がおかしい。ソースの臭いがするサンドイッチを列車内で食べるな」
「納豆巻を列車内で食べるのは止めてくれ」
「日本の伝統食の納豆が臭いとか。お前はおかしい」
「海苔は本当に周りに臭いが広がる。何で列車内で食べるのか」
「お握りや海苔巻きが臭いとか。お前は日本人ではない」
「マクドのハンバーガーやポテトの臭いは酷い。列車内で食べるな」
「何で日本中で売られているマクドの商品を貶める。列車内で食べても問題ない」
「揚げ物を始めとするアブラの臭いは、本当に不快。駅弁とかに入れるな」
「完全アブラ抜きの駅弁とか。そんな駅弁に魅力は皆無だ」
等々の論争(?)を、私はネット上で見聞きしてきました。
ここで、論争(?)としているのは、本当にその人の感覚が諸に出ていて、自分の主張を完全に相手に押し付ける形になっていて、お互いに自らの論拠を示しての主張を行い、徐々に双方が納得していくという論争になっていない気が私にはしてならないからです。
特に酷い論争(?)になるのが、酒、アルコール問題です。
「たかが缶ビール1本というが、アルコール臭は本当に周り中に広がる。アルコールがダメな周囲に気配りをするのが当然だ。実際にアルコール臭を感じるだけで嘔吐したり、卒倒までしたりする人がいる」
「そんな人が周囲にいるかもしれないから、一切のアルコール飲料は禁止とか。そんなことを言い出したら、列車内での飲食は全面禁止になる」
「だから、列車内では飲食全面禁止が当然なのだ」
「無茶苦茶な主張だ」
かなり端折っていますが、そんな結論(?)に至った論争まで、酒、アルコール問題について、ネットで見聞きした覚えが、私にはあります。
確かにアルコールに極端に弱い人はおられます。
実際に私の親戚にも、それこそ奈良漬の臭いでも気分が悪くなる人がおられるので、列車内での酒は全面禁止だ、という人の主張も分からなくもないのですが。
だからといって、完全に列車内でのアルコールは全面禁止すべきだ、と言われると。
そこまで禁止しろ、というのは、一部の人の特性を周囲に推しつけ過ぎの気が私はします。
それこそスギ花粉症患者がいる以上、日本全土からスギを絶滅させるべき、と言われているような気が私はしてならないのです。
そんなことを私は考えます。
ご感想等をお待ちしています。