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千夜千夜叙事  作者: 安芸
あとがき
129/130

あとがき

 心からの感謝をこめて。



 千夜千夜叙事 完結です。


 全127話。

 原稿用紙換算で1080枚。

 文字数にすると270928字。

 長い。本当に長かったです。3ヶ月で350枚を書き上げるつもりが、実に2年3ヶ月かかり、量も3倍。

 プロットの見込みの甘さと、登場人物の多さに私自身が潰されてしまいました。

 その結果、お世辞にも、よい物語、とは言えないものになってしまったのが、残念です。

 とはいえ、精一杯を注ぎこみました。

 

 千夜の舞台は、イスラム世界をイメージしながら、ちょいSFモドキを配したので、世界観を披露するのに苦心しました。にもかかわらず、イマイチ、設定が生きていないのは、私の未熟のなせる技。

 反省。

 やはり、創世記は難しいですね。


 ゴンドワナ、は、題材が魅力でした。

 大陸がくっついたり、離れたり。それだけで生物は死滅したり、進化を余儀なくされたり、生態を環境にあわせたり、しなければならなかったはず。

 そう思ったとき、人類など存在しない時代の、物語を書きたくなったのです。


 ひとはどこからきてどこへいくのか。

 愛はどこから生まれてどこへ辿りつくのか。

 わからないんですよね。

 わからないから、書きたくて。

 私の物語は、いつもだいたい、この2大テーマが軸となっています。

 

 今回は、記憶、もテーマのひとつでした。

 血に宿る記憶 脳に宿る記憶 身体に宿る記憶 魂に宿る記憶

 どれが正解なのでしょうか。

 ひとつの魂がふたつになって、またひとつになったとき、もしも記憶が甦ることがあるのなら、それはどんなものなのか?

 いつか、遠い未来にでも、知ることができればと思います。


 この2年3ヶ月、色々ありました。

 あまりの伏線の数の多さにめげそうになって、途中何度放り出したくなったことか。

 それでもそうせずにいられたのは、多くの励ましの声があったからで。

 こんな拙い物語にアクセスしてくださった皆々様、本当にありがとうございました。

 深く、深く、感謝申し上げます。

 

 尚、物語の本筋には関係ないエピソードや没ネタが山のようにありまして。

 その中からいくつか、書きたいな―と思います。

 番外編短編仕立ての不定期連載 R15指定あり でいきたいな、と。

 気が向いたとき、お暇な時間にでも、覗いてください。


 引き続きよろしくお願いいたします。

 安芸でした。

 

                                  2010・7・14・水


 長い間ありがとうございました。

 

 引き続きよろしくお願いいたします。

 安芸でした。

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