表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

7.5話 昔の話

今日の20時に公開されるすいせいの方も見てほしいなー、という感じ。少しだけ繋がりが感じられるかも。まあ入れ方雑だったり下手だったりでわかんないかもしれないけど。一応二箇所ほど繋がり考えてるから見つけてみてね。

7.5話 昔の話


「そういえばアップルってどうやってこっちの世界に来たんだ?」

「私はあんまり良い家庭ではなかったからそこが嫌で抜け出して、扉からこっちの世界に来た記憶があるわ」

「ん?俺もそんな感じだぞ!」

そこにルピナスが入ってきた。

「俺も同じ感じだな」

そこにネーキも入ってきた。

「みなさん大変な人生を歩いてきたんですね。だとしたらここは…そんな人たちを救う場所なのでは?」

「どうかなー」

コンコンコン

誰か来てアップルが対応した。

「はーい」

「ごめんねソリットいるかしら?」

そこに来ていたのはローズだった。

「ローズ、まともに話すのは久しぶりかしら?残念だけどソリットはないわ」

「そっか、残念。で、なんの話をしてたのかしら?話し声が少し漏れていたわよ」

「ああそう過去について話してたんですよ」

「そういえばローズは俺らよりも一年近く早くこっちに来てたな!昔のソリットはどうだったんだ?」

「そうね、少し長くなるけど聞きたいかしら?」

「ソリットの過去興味があるな」

「じゃあ話すわ。ソリットはプロテアに続いて来た2人目の日本人だったんだけど少しづつそのポテンシャルを開放していったわ。ポテンシャルはみんな知ってると思うけど秘められた力みたいな意味ね。ちなみにあまり関係はないのだけれどポテンシャル開放はレベル自体は上がらなくてもするものらしいわよ」

「博識だな…」

「それで私が来た時ねそのあたりでここから遥か東にある魔物の国に怪しい動きがあったわ。そこから半年近く睨み合いが行われた。そして魔物の国が攻めてきたわ」

「それ大丈夫だったんですか?」

「無論大丈夫なわけなかったわ…」

「やっぱりソリットとプロテアがいてもきつかったのか…」

「敵の方がね」

「「え?」」

「敵が戦争を仕掛けてきた時相手は万にも上る勢いで数が確認されたそうよ。ただそれをあの2人は元日本人含めた3000人の先発部隊の中にいて2日で壊滅させたのよ」

「あの時から強かったのか…」

「えぇまあ殺しはしてないみたいだし敵の団長は国の誇りのために殺し合いを所望したらしいけど、勝負にならなかったって聞いてるわ」

「それまじか…」

「そしてソリット口癖、今は知らないけど[うしろのしょうめんだあれ]は敵からも恐れられた…なんせほんとに死角から攻撃がくるからね」

「そんなことになっていたのか」

「森という視界不良の中での戦闘だったから余計にね…あと一応敵を生かすことから天使、強さは死神として[天使と死神のハーフ兄弟]なんていう変な異名もあったらしいけど」

「つまりはあの2人は伝説の兄弟みたいな感じになったわけか…」

「えぇ、そこからは平和が訪れて私がプロテアにあんたらがソリットに誘われてプロテアとソリットのタッグは解散したわ」

「懐かしいな…ソリットに助けてもらったもんな」

「その話はまた今度聞かせ。じゃあね元気にしてるのよ」

そう言ってローズは俺らの家を後にした。

「面白かったな!ソリットの過去!」

「しかしあいつの人間時代か…気になるな」

「まあ、またいつか聞こうぜ」


7.5話 終了

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ