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マガリとレイリア、ときどき聖女。  作者: トウフキヌゴシ
第二章、学園編

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23/33

入学式

「制服だっ」

 マガリは、紺色を主体にしたアカデミックな制服を着ている。

 少し変形したセーラー服に、厚めの生地のキュロットスカート。

 その場でくるりと回る。

「ふうう。堪能したぜ」

 いつもの黒づくめの軽装備に戻そうとしたとき、

”マガリさん。今日は学園の入学式ですよ”

 レイリアが心の中で言う。

「そうだぜ」

”なぜ制服を脱ごうとしているのですか?”

「この格好で外を歩くのか?」

”……ええ”

「……魔獣に襲われたらどうするんだ?」

”(南方辺境伯)領都内に魔獣は出ないと思いますが”

「都会の男は魔獣だと、お母さん(マザー)が言ってたぜ」

 ハルバートを素振りする。

”……否定はしませんが。都市から出ないから大丈夫じゃないでしょうか”

「そっか。細かいことは気にしても仕方ないな」

”そうですね”


 メアリーと学園の正門前で待ち合わせの予定である。 


 どちらかと言うとアダルトでシックな制服に、ごつい編み上げ式のジャングルブーツと黒いハルバートを持ったマガリを、遠くに見つけたときメアリーは

「やはり、部屋まで迎えに行けばよかった」

 とつぶやいた。


 ハルバートは、学園入り口の門衛に没収された。


「学園内で(魔獣)に襲われたらどうするんだよ」

 と言っても聞き入れてくれなかった。


 入学式は、右目の眼帯とブーツで周りがざわめいたが”レイリア”の聖女ムーブで問答無用に黙らせた。

 普通なら追い出されてるわな。


 入学生の代表は、タンデライオン皇女だった。特待クラスに通うらしい。


 ちなみに、試験的に作られたクラスは、二つ。

 特待クラスと一般クラス。生徒数はそれぞれ20名である。

 聖女とは言え孤児院育ちの、メアリーとマガリは一般クラスになった。


 特待クラスの先生は、第一皇女で研究所所長でもあるアマリリス教授。

 一般クラスは、最近新婚だと噂のリント教授だった。


 リント教授と教室で初めてあった時、白い女騎士と一緒に戦っていた竜騎士だったので、メアリーと一緒に驚いた。

「ま。結婚相手は団長さんだろうな」

 息がぴったりに戦っている二人の姿を思い浮かべた。

学園編スタート。

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