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ハーフ

                    

 マガリは人と魔族のハーフだ。

 魔族の母親は、帝国の貴族の奴隷だった。

 母親は妊娠が発覚した途端、貴族のもとから逃亡する。

 母親は、魔族の国に近い南方辺境伯領の近くまで逃げてきてマガリを出産するが、出産と同時に死亡した。


 この付近は魔族の国と接しているため、"魔じり"と呼ばれる、人と魔族のハーフがいる。

 マガリは、この地の最下層の孤児院で成長した。



 魔族の神に加護(スキル)を授けられたのが10歳の時である。

 右目には、執着の加護(スキル)、右目で”執着”したものの位置がある程度わかる。

 右手には、魔の神の嫉妬の加護(スキル)、内容は本人にもわからない。

 ハルバートを操れるのはこの加護(スキル)のおかげと思われる。

 それと魔術の加護(スキル)が授けられた。

 

 魔に侵された者の常として理性をなくした。

 今は、右目と右手を眼帯と手袋で封印し正気を保っている。


 冒険者に登録するとき名前を、異世界語で魔を刈る、マガリとつけた。

 職業(ロール)は魔法戦士。


 魔蜘蛛3匹の賞金は3カ月くらいは遊んで暮らせるくらいになる。

 マガリは今日も食堂で酒を飲んで、メアリーに”状態異常治癒の術式”をかけられていた。


魔の封印は、魔族の国に接する南方辺境伯領独特の技術。領内に魔じりがいるから。

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