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マガリとレイリア、ときどき聖女。  作者: トウフキヌゴシ
第一章、緑の騒乱

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レイリア

 ドラゴンゾンビの討伐から、ギルドハウスに帰って来た。

 一晩、ギルドハウスの2階の宿屋で寝て、今は朝だ。

 ドラゴンゾンビにペシッとされて、メアリーに起こされるまで記憶がないんだが、何故か体の調子がいい。

 体の奥底にいつもあった倦怠感が半分くらいになっている。

 いつも疼いている右手が疼かない。

 いつでも戻せるように、恐る恐る魔封じの手袋を外してみる。

 すぐに戻した。


「メアリー」


 部屋を飛びだしてメアリーを探す。


「どうしたんですか。また飲んで……ないですね」


「みっ右手がおかしい。全然疼かない……」

「手袋を外しても平気だった」

 消え入るような声で言った。


「つっ。神よ」

 五体投地に近い土下座で、涙を流しながら神に感謝しているメアリーを、マガリは見てはいけないものを見るような目で見ていた。

「覚えてないんですね」

 満足したのか、メアリーが土下座から立ち上がって聞く。


 一瞬だった。


 メアリーの顔の近くに、顔を寄せたマガリが、聖女と見間違えるような表情になる。

「いつもありがとう」

 神聖さを感じさせる声だった。


「レイリア……ね」


 マガリは、こくんと首を縦に振った。

神の左手、悪魔な右手。(嫉妬)

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