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始まり?
結婚までに至るお話です。
私はテーブルの前に出されている紙をじっと見ていた。
私のお隣には、今付き合っている彼氏。
そしてその彼氏は、テーブルに置いてある紙に自分の名前を書いていく。
私、水野マリア。
高校一年。16歳になってから、約半年。
そして私の隣には今、まさに自分の旦那さんになろうとしている人がいる。
なんでこうなったのか、考えているけど自分の前に出されている紙を見ているとそんなことを考えられなくなる。
隣にいる、旦那さんになるはずの人を見ると、目があった。
優しく笑いかけてくれた。
この笑顔が私は好きなんだなと思った。
こうして隣で見ていたいんだ。
でも、こんな形になるとは思いもしなかった。
本当に自分でいいのかと思ってしまう。
でも、この人の笑顔を見ているとこの人の近くでこの笑顔を見ていたいと思ってしまう。
少しわがままかと思うけど、こうしてこの人がいてくれるのがうれしかった。
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久しぶりに書くので、うまくかけるかわかりません。