第2話「証 -Badge-」
第2話です。
よろしくお願いします。
『目標達成』
『報酬:桂木優里と友達になりました』
『目標:バッジの本当の意味を知る』
『達成期限:5月20日の放課後まで』
ついさっき、桂木と一緒に交番へバッジを届けた直後のことだった。
くるか、というタイミングでやってきた"目標達成"の文字列。そして、"報酬"。
色々とつっこみたいことはあるけど、答えてくれる人がいないのでやめておく。
今はそれよりも、置かれたこの状況に僕はとんでもなく緊張していた。
「それにしても、意外とすぐ終わったね〜」
「ま、まあ、あんなもんだと思うよ」
交番を後にした僕らは、どういうわけかカラオケにやって来ていたのだ。
本当に、どういうわけ……?
いや、そりゃ、学生の放課後の時間の使い方としては間違ってないと思うけど、急展開すぎる。
心の準備もくそもありませんでした。
「あ、伊崎くん先歌う?歌わないなら先入れちゃうけど……」
「ははは…どうぞ」
女子とサシでカラオケなんて経験はない。
クラスメイト何人かで打ち上げだったり、そういう集まりで来たことはあるけど、そもそも個人では滅多に来なかったりする。
そんな僕が、一番乗りで歌う度胸なんてあるはずがなかった。
「〜〜〜♪」
心地良さそうに、のびのびと歌う彼女。
意図せず僕は聞き惚れてしまっていた。
上手いか下手かでいえば、間違いなく上手い。でもそれよりも、惹きつける歌声というか、ずっと聞いていたくなる歌声だった。
「……ふぅ、ちょっと休憩…。いいの?伊崎くん。私が連続で入れちゃってるけど」
「ごめん、ちょっと感動してた」
「お、大袈裟だよ〜。ほら、伊崎くんも入れちゃいなって!」
「……なら遠慮なく」
おかまいなく、と本当は言いたかったけど流石に一曲も歌わないのは勿体ないと思ってある有名な曲を入れてみる。
彼女を前にして、歌いきれる自信は全くなかったけど。
「あ、この曲。懐かしいなあ〜。CD持ってるよ〜」
「僕も。あれだけ世間を湧かせてたからね」
冬織や明楽とこの曲について話す度に、ミーハー野郎だのなんだのとなじられるものの、僕個人として好きなんだから仕方がない。
後にも先にもこの曲の円盤しか買ってはいないが、それはまあ、時代ということで。
音楽がデータで販売されるのが普遍的なことになってしまった現代では、CDを購入すること自体ほとんどない。
「夏に聴きたくなるメロディーってやつだよね」
「同感」
懐メロにして夏メロ。
まだ季節的には早いし、この曲よりも人気の曲は同じアーティストからも複数出ている。
それでもこの一曲を変わらず好きでいるってことは、多分魂から好きってことなんだろう。
「ごちそうさまでした〜」
歌い終わり、ぱちぱちと拍手しながら彼女が言う。
「ごちそうでも何でもないでしょ、僕の歌」
「そんなことない。聞かせる声っていうか、伊崎くん歌上手いなって」
「おだてても何も出やしないのに」
嘘。実はめちゃくちゃ嬉しい。
なんて言うんでしょうね、こう、エネルギーが漲るというか。
多分顔すごいことになってる気がする。
主に色が。
「じゃあ、私の番だね」
そう言って彼女は、何度目かの自分の番を主張する。
けど、そこからは違った。
ただ歌うだけじゃなく、語りが入っていた。
自分のことを紹介する、語り口が。
「ええと確か……、候補ナンバーは、7番。1年A組の桂木優里です。趣味はカラオケと…たまに料理で、家族は妹が1人の4人構成です」
「特技は裁縫で、好きなことは…やっぱりカラオケです。好きな場所はプラネタリウムと学校、かな……これから、よろしくお願いします」
綺麗なお辞儀を見せてから、彼女は歌に戻る。
ごく自然に歌に入り、それが終わってから腰を下ろした彼女を見て、僕は口を開いた。
「今のってもしかして……」
「……伊崎くんは去年のミス舞鳳大附、見てた?」
やっぱり、と思った。
けど僕はそれを実際に目にした訳じゃなかったりする。
「いや、実は店番任されてて、ほとんどのイベントに参加できなかったんだ」
参加しない口実になった、というある種の本音は隠しておく。
でも実際、男だけもしくは男一人でイベントを回るのって地獄じゃないか……?
そういうわけで回れなかった理由になってくれたので、あのクソシフ……店番にはすこーしだけ感謝してる。
彼女の1人でもいれば話は別だっただろうけど。
ちなみに明楽は冬織と合流するまで一人で回ってたらしい。
……メンタル鋼かよ。
「そう、だったんだね」
「だから僕が見たのはステージプログラムのDVD越しというか、それも実際は最後まで見てなかったり」
「……あはは、なんだか恥ずかしくなってきちゃった」
「え?」
「だって私、わざわざステージ上では隠してたことまで言っちゃったのに」
「………」
それってどういう、と言葉にしかけて止めた。
僕がDVDで見たのは実は、5番目の女子までだった。なので、彼女の番号である7番目は知らなくて、今が初めての視聴だったりする。
こうなると、彼女の言う隠してたこと……その差が気になってくる。
なんて風に頭の中は色々な考えで渦巻いているのに、返すべき言葉がつづれない。
でも。
「実はさ……、うん。決心がついたよ。だから、思いきって話すね」
沈黙を破ったのは彼女の方で。
何も言葉を返せないでいた僕は、全身全霊で耳を傾けるのだった。
「お昼は、悩みなんてないって言ったけど……あれね、嘘。本当はすっごく悩んでる」
「え?」
「だから1日だけ、時間をくれないかな……?明日、ちゃんと言葉にするために」
「……分かった。明日、ちゃんと聞くから」
「約束だよ?」
今日一真剣な態度のように見えた彼女に、今日何度目か分からない僕の動揺。
気づけば時計の針が3周目。
陽は既に落ち、辺りは既に薄暗い。
真夜中というには浅く、夕方と呼ぶには深すぎる、そんな時間のこと。
僕らはカラオケを後にした。
「そろそろ解散、だね」
「ああ」
駅に着くと、彼女が口を開く。
少しだけ名残惜しそうなのはきっと、僕の勘違いなんだろう。
改札を抜けて、ホームに向かう中。
いつまで経っても2人の向かう方向が同じだったから、僕は思わず聞いてしまう。
「桂木もこっちの方向?」
「うん。西別江だよ」
それは、僕の家の最寄りである春川駅よりも2つ先の駅だった。
どちらも快速、急行で止まる、路線の中でもどちらかといえば人の多い駅だった。タッチの差で西別江の方が都会的かも。
「……家まで送ろうか?」
「本当?実はさ、言ってくれるの待ってたんだ」
何の気なしに、自然に、そうするのが当然だろうと思って僕は口にした。
直後に心臓がキュッとした。刺さるように冷たい汗が背中を伝ったような気がした。
言い出す直前までは何度も自問自答したから。主に、言い出すべきかどうかを。あとは、送るよと断言した方がいいか、とか。
でも、どうやら正解のようだった。
そんなやり取りをしているうちに電車は定刻通りにやってくる。
「まだ20時にもなってないし、人通りもまだまだ多いけど、それなりに不安なのです」
「駅からも結構距離ある感じなんだ?」
「気になる……?私の家がどこか」
「えっ!?いや、ちがっ、そういう意味で聞いたんじゃなくて」
「ふふふ。冗談だよ、冗談。けど、男子を案内するのは初めてだったかも」
「?」
乗車してから少しして、ガタンゴトンと揺られながら、途切れない会話。
ただ、最後の方は彼女の声の大きさが段々と小さくなっていったせいで聞き取れなかった。
冗談、までは聞きとれたんだけど……。
そんなこんなで気づけば既に春川駅へ停車。
開くドアへ少しだけ目線を持っていかれたけど、傍から見れば降りる素振りなんて全く見えてない、はずだ。
やがて閉まるドアを見ながら、少しだけ懸念。
定期範囲を超えるので、当然運賃を支払う必要があるわけだけど、チャージしてないような気が。
彼女の前でチャージしに行くのはなんというか、忍びないんだけど…。
「徒歩でも十分通える圏内だから安心して。たまーに自転車も使うけど、余程急いでる時だけかな」
「そ、そうなんだ」
「あ、でも伊崎くんの方は大丈夫?送って欲しいとは思ってたけど、同じ最寄りじゃないもんね?」
「それは気にしないでいいよ。ここまで来といて送らない方が気になるっていうか」
「その言い方だと……もしかして、もう過ぎちゃった?最寄り駅」
「えっ!?えーと、それはどうだか……」
そんな、バレバレの嘘をつく。
こういうのは格好よく流せればいいんだけど、中々上手くいかないものだと、本当に思う。
まあでも、桂木が笑っているから。それが気遣いだろうと本音だろうと、関係ない。
この返答が間違いじゃなかったんだと、思い込める。
「ふふ、ありがとうございます。本当に感謝してるんだよ?」
「たぶん、桂木が相手なら誰も断らないと思うよ」
「そうかな…、そうかも。でもね」
「私は今日、話を聞くと約束してくれたあなただから、感謝してるんだよ?」
言った後で余計な口を挟んでしまったと後悔する僕の悪癖。
漏れた言葉は本音そのもの。
返ってきた彼女の言葉は嬉しくて、そして同時に分からない。
僕と彼女は、今朝知り合ったばかり。それなのに、距離の詰まり方が早すぎるような。そんな、当たり前の疑問。
話してみてわかった、彼女の人柄。近づき難いというより、どこか寡黙でクールな印象を受ける彼女はその実、内面が朗らかで温かみをたくさんくれる人なのだと感じた。
カラオケまでは、彼女のその人間性からグイグイ距離を詰めてきてくれているのだろうと思った……思い込んだ。
だけどそれでも、今になってやっぱり感じるのは、気を許しすぎじゃないかってこと。
繰り返すけど僕と彼女は今朝知り合ったばかり。間違いなく、僕の人生史上最速で構築された友人関係である。
……嬉しさと、疑問が同居している。
それは、突っ込めば終わってしまうような幻想の気がして。
「……どういたしまして」
終わらせることなんて、きっとできやしない。
『〜〜〜♪』
西別江駅に到着した僕たちは、ホームで流れる音楽を背景に改札へと降りていた。
「もう真っ暗だね」
「なのに星1つ見えないのは残念」
「星、好きなんだ?」
「……人並み程度には。本当、詳しくはないんだこれが」
「ふぅん、そうなんだ」
どうやら残高に余裕はあったみたいで、改札で止められることなく、僕は彼女に続くことができた。
時計を見ると19時30分。
いつもならとっくに帰りついている時間だった。
「あ、ここまでで大丈夫だよ。もう目と鼻の先なんだ、私の家」
そんな風に彼女が口を開いたのは、駅の西口を出てわずか3分といったあたりのこと。
指で指されたその方向に目をやると、そこには大きすぎず、かといって決して小さくはない一軒家。
どうやらここから少し先は住宅街のようで、様々な住宅やアパートが立ち並んでいた。
目と鼻の先とはよく言ったもので、本当にあと数十歩で着きそうなくらいの場所で立ち止まり、最後にと僕が声をかけようとした時だった。
「あのさ、迷惑じゃなかった…かな?」
「え?」
「正直ね、ちょっと驚いてるの。だって伊崎くん、全然嫌そうじゃないから」
「……」
何が、と聞きかけて寸前で止める。
嫌なことなんて、ひとつも無かったから。
ドギマギはしたし、不思議に思うこともある。それでも、嫌なことなんて何一つない。
それは、相手があの"桂木優里"だからなのか。
それとも、別の理由からか。
答えを出すにはまだ、早すぎる。
「最後に一つだけ、言っておくね」
「…ああ」
「私の事は優里、でいいからね?」
その申し出にどんな意味があるのか。
考えてもきっと、僕に出せるのは正解じゃない。
「じゃあ、また明日ね。伊崎くん」
「ああ、また明日」
「……」
だから、呼べないし、呼ばない。
彼女は少しだけ、その後に名前が続かないかどうかを待つ素振りを見せて、そして引き下がる。
僕はただ、その後ろ姿を見送るだけ。
朝とは違い、見知ってしまったその後ろ姿を。
遠い世界じゃなく、同じ場所で過ごす同学年の女の子として見れるようになった彼女を。
「……帰るか」
建物の中に姿が消えてようやく、僕は振り返る。
考えなければならないことは、山ほどありそうだった。
『間違いはない!?目標達成って出たって!』
「え、ええ。今日初めて出現しました」
『それは良い傾向よ。呪いを解くためには必須と言っても過言じゃないわね』
時刻は21時をすぎてすぐ。
自宅に着いた僕は夕飯をとったあとで、占い師であるサヨさんこと丸山紗代子さんと電話していた。
目的はもちろん、僕にかかった呪いについての確認である。
『目標達成を果たしながら、達成期限がない目標を出現させること。その目標を達成すること、これが呪いを解く唯一の方法なの』
「それは分かりましたけど…、達成期限がないっていうのは?」
『無期限、つまり死ぬまでってことよ』
「丸山さんは」
『紗代子もしくはサヨと呼びなさい』
「……サヨさんはどうしてそんなことまで?」
『知ってるのかって?それはもちろん、私もあの音箱に呪われた経験ありだからよ』
音箱っていうのはきっと、あの時占いの場所で見た小箱のことだろう。
あれが突然ひとりでに開いたこと自体、怪奇現象以外のなんでもない事に、今更ながら戦慄する思いだった。
事実として僕に起きている事態からして、非現実的なこともあって。
『けど私、その"報酬"っていうのには心当たりがないの。こればっかりは検体が私とあなたの2人だけだから詳細の調べようがなくて申し訳ないんだけど』
「検体て……」
意味合いとしては間違ってないんだろうけど、完全に巻き込まれ事故な僕としては複雑な心境だった。
『その調子で目標はじゃんじゃん達成しちゃいなさい。基本的に、達成し続けることさえできれば不幸は訪れないわ』
「サヨさんが今占い師で生計を立てられてるのも実際は、この呪いの未来予知のおかげって話でしたね」
『私の場合、開き直って利用してやりまくったからね。目標として提示されるのは自分の行動だけど、そこに載ってくる情報が現在だと知りようもない事だったりして、便利だったのよね』
他言無用よ、と初めてその話を聞いた時は釘を刺されたけど、こんな話を誰にしたとしても信じて貰えないだろう。
メリットだけを取れば呪いのようには思えない。
けど、達成できなかった時に訪れるペナルティは正しく呪いそのものなのだ。
だから、彼女がこれを呪いと称しているのも、素直に飲み込めた。
『その内、目標がいくつも同時に発生する時がくるから、覚悟はしておくこと』
「嫌だけど、肝に銘じておきます」
そういえば今日は複数の目標が発生してたっけ。
交番に届けにいく、という目標が達成されるよりも前の昼休みに教室に戻る、という目標が。
この時、僕は2つの目標を同時に抱えていたことになる。
これも初めてのことである。
『じゃあ、また何かあったら気軽に連絡頂戴。時間は考えなくていいから』
「分かりました。そういう状況が来ないことを祈ってます」
『これでも、責任感じてるんだから。抱え込むくらいなら頼りなさいよね』
「……ありがとうございます」
それで、彼女との通話は終了。
占い師サヨとして様々なメディアで名を馳せている彼女。
その素性は謎に満ちており、今最も当たる占い師ベスト3として取り上げられている有名人。
ミーハー気質であることを自覚している僕は、そんな彼女がショッピングモールの中で店を構えていると知ってブラリと立ち寄ったわけです。
おかげでこんなことになってしまった訳だけど。
「それにしても、バッジの本当の意味って…」
眠りにつく前になってやっと、新しく出現していた目標の内容に意識を向ける。
桂木と一緒に居た時はすっかり頭の中から消え失せていた新たな目標。
それどころじゃなかったし……。
「カラオケで分かったこと以外にも何か、意味があるっていうのか…?」
バッジに印字された"Meteor"という文字が指すもの、それは去年の舞鳳祭のスローガンにして、実行委員会の名前だった。だからこそ、関係者はこのバッジを身につけていて、今朝見つけたものはその誰かのものだった。
というのが結論、だと思っていた。
けど、それだけじゃないってことなのか。
『目標:バッジの本当の意味を知る』
『達成期限:5月20日の放課後まで』
何度確認しても、目標の表示は消えていない。表示は消せるけど、出せもする。つまり、まだ達成してないということ。
それに、目標達成の文字も出現してない。
つまり今持っている情報だけじゃ、バッジの意味を知りきれていないということになる。
"Meteor"、ミーティアか……。
直訳すれば流星とか隕石とか、そういう意味だったと思う。僕としてはどっちかというと、メテオ、呼ぶ方がしっくり来ていたんだけど。
「だめだ…」
全然ピンと来ない。
そもそも僕はあのバッジを見た事がない。去年の舞鳳祭だと、当日は店番かつ裏方作業でクラスメイト以外と関わってない。
桂木の話が本当なら祭の当日は委員会がバッジをつけていただろうけど、僕はそれを見ていない。見る機会がなかったのだ。
前夜祭も後夜祭も委員会の生徒を見なかった……ことになるのか。
準備期間中に誰かがバッジをつけていた覚えもないし。
とすればあのバッジが委員会メンバーであるという証明に使われていたのは祭が開催された3日間だけなんだろうけど……。
「全く心当たりがない、なんてことあるのか…?」
前夜祭、後夜祭は僕も構内を周ったはずだ。
その間に一度も委員会メンバーを見なかったなんてことが有り得るのか。
大学の敷地は広大だ。メンバー総動員であちこちをまわっていたって不思議じゃない。それを一度も見なかったと?
そりゃあ、いちいち委員会メンバーだからと注目することは無かっただろう。すれ違ったりしているのに、そのことを覚えていないだけの可能性がないとは言えない。
だからバッジに気づかなくても仕方がなかった、のか?
「わからん!」
半年前の記憶との奮戦も虚しく、匙を投げる。
ただ、勘でしかないものの思うことはある。
僕自身があのバッジに全く心当たりがないこと、それ自体が目標を達成するためのヒントである気がしてならないのだ。
桂木が見せてくれた新品のバッジは、間違いなく同型のものだったし、ミーティアが委員会メンバーのことを指しているということ自体は誤りじゃないと思うんだけど……。
「寝よ……」
このままじゃ眠れなくなりそうで、思考の濁流が今以上に勢いを増す前に眠りにつこうとする。
期限までの猶予はある。20日……つまり、3日後の放課後までなのだから。
そう、これが今までで最長の猶予期間だということ。3日という、一気に膨れた使える時間。
そしてそれがどんな意味を持つのか。
僕はまだ、理解できていなかった。




