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愛ある御加護

 「先ほども聞いているかもしれませんが、この国は、時の流れと共に新たな仲間を受け入れ、新たな者たちが暮らしていた文化の【良き部分】・【宗教の信仰】をこの国で納得できる形に変え、共存をして参りました」



持ちつ持たれつ。

譲れる部分、譲れない部分。

お互い最大限譲歩しながら協力をしてきた。

 

人として出来て当たり前のこと。


村長さんが締めくくる。


それともう1つ

 僕は村長さんの締めくくりを止める。

 

「青き両目が開かれた日、桃の花を携えた少女がその声に気付く」

 

村長さんの言葉に対して、自分でもなぜこの言葉が出て来たのかが不明のまま唐突に伝える



村長さんは自分の一言に笑顔で口を開く。

「ケポポ族の皆さまにロニアン様からお伝え頂けますか?」




 かしこまりました。


少し間を置いた返事から、小さく頷く。


「今の言葉から感じたことをお伝えします。第三の時代の終わり。地の時代へと変化するとお見受けします」

村長さんは目を瞑り優しく頭を下げる。


「はい。ノギロの皆さまに御加護を」

薬指と親指を繋げ結界を張った。


「ありがとうございます」

村長さんも同様の動作で、加護を願ってくださった。


「ロニアン様。ケポポ族ならびにキングストーン王国では、この国への不穏な動きには勘付かれているかとは思いますが」

村長さんの言葉に、頷くのみで返事。


 


この時、僕の持つ本のとあるページには、暴言的な手紙が残っていたことを思い出す。


アハルバよく聞け。 


 最期の警告だ。お前の責任でこの星は大災害に見舞われる。お前は生き地獄だ。死ぬ事も許してもらえないだろう。

死に逃げはできないと思え。

最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。


次回(最終回)は、【2026年1月14日 17時00分】 に投稿いたします。


 まだまだ魅力に欠けていると思っております。

読者様の正直な、お気持ちで結構です。

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