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45話 レンの恋物語

短いです! 宜しくお願いします!

 一通り明日のことについてレンとロドレームと話した後、ルーリアはレンにどんな場所で、どんな出会い方をしたのか。そして、相手はどんな人なのかを聞いてみた。

 レンは、初々しい思春期の少年みたいに、恥ずかしがりながら答えてくれた。


「ええと…………昨日、草原に行ったんだ。そこではしゃいでいたら、綺麗な髪をふわぁってしてる女の子がいて……」


 きっと、「ふわぁってしてる」というのは髪を(なび)かせているということだろう。


「見惚れたって言うのかな……? はしゃぐのもやめて、ジィって女の子のことを見ちゃったんだ。視線に気付いたのか、こっちを向いて……僕に言ったんだ。『貴方も一緒に遊ばない?』って……」


 レンが言うには、その女の子は自分の手を引っ張ったらしい。

 それに、レンは()()()のだろう。レン本人ではないから分からないが。


「手を引っ張られて、なんか、その……わぁ! ってなったというか。ううん、違う……言葉にするのが難しい……あ、そう! グッと来たんだ!」

「分かるよ」

「え、分かるのですか⁉︎」


 ロドレームも、レンの「グッと来た」に分かると言った。それにルーリアが驚いたのは、仕方ないだろう。

 ルーリアはレンに続きを促した。


「女の子と一緒に走っていくうちに、『あ、この子だ』って感じたんだ」

「まぁ……」

(結構レン、大人かも?)


 ルーリアは、見た目よりも全然大人っぽいレンを、「恋の力かしらね……」で済ました。テキトーと思われるかもしれないが、本当に人間は恋で大人っぽくなる人もいる。レンはそれだろう。


「その女の子は、その………シェンラーっていう名前なの」

「シェンラー……可愛らしいお名前ね」

「うん。で、シェンラーと一緒に湖に行って……それで、その……可愛いな………………って、おも、った。……………お、わり!」


 つまり、もうレンはその女の子シェンラーに、浅くではなく深く深く溺れてしまったということだ。恋人同士になったのなら、きっとレンは溺愛するであろう。

 もし二人が恋人になったら、シェンラーと話が合うかもしれない。

 同じく、ルーリアも溺愛注意報が出ているのだから。

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