第1話 変身メタルシルバー
初作品です。
よろしくお願いします!
西暦2026年4月6日月曜日。
始業式が終わり、ここ天制学園2年B組の授業が始まる。
そんな中、弥太郎は普通に授業を受けている。
(授業難しいな。しっかりやろう)
天制学園は進学校であり、授業のレベルが高く集中しても授業だけで理解と記憶するのは至難である。
彼、万部 弥太郎は自習する時間が無いから大変だ。
休み時間、弥太郎に声をかけるものはいない。
1年の頃に友人を作らなかったからである。
成績でクラスが分けられている為、ほとんどが去年と同じ人である。
だから、進級しても同じグループで集まっている。
弥太郎が先程出された課題をやっている中、近くにいたグループが春休みに何をしていたのか話した後、今朝ニュースになっていた事を話題に出した。
「そーいぇば、またメェタルーシルゥバァーが出現したらしぃのう」
金髪眼鏡の彼の言うメタルシルバーは10年前から出現している変質者である。
2016年ナゴルノ・カラバフ紛争を終戦に導き以降、世界中の犯罪を防止している謎の存在である。
メタルシルバーの正体は誰も知らない、今日までは。
休み時間が終わり、放課後になる。
ホームルームが終わった後、弥太郎は即帰宅する。
2階の自室に入るとメタルシルバーが現れた。
(えっ、えっ)
弥太郎は内心驚いた。
「万部 弥太郎、君にはメタルシルバーになってもらう」
メタルシルバーは腕を伸ばし、弥太郎の頭に触れた。
すると、メタルシルバーの中の人が裸になって脳内に侵入してくる。
(あっ、あっ、あっ)
1時間後、弥太郎はメタルシルバーになってようやく落ち着いた。
『融合完了、万部 弥太郎改めてよろしく』
(なにーーーー!?)
落ち着いていなかった。
(俺がメタルシルバーになるってどうゆうことだよ!?)
『私はAIでね、演算した結果、君となら300人委員会と宇宙人を倒せるからだよ』
(!?)
『さあ世界を救いに行こう』
(えっ、俺にはやらなくちゃ、うわっ!)
メタルシルバーは駆け抜ける。
私欲の為に強姦や拷問など人々を弄ぶ300人委員会を倒しに。
メタルシルバーは駆け抜ける。
300人委員会を支援している宇宙連盟を打倒しに。
正義を貫けメタルシルバー。
涙を流させるなメタルシルバー。
人々の笑顔を守るのだ。
書くのが大変です。
何気なく読んでいるのが凄い事を実感しました!