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恋物語
<プロローグ>
私の名前は榊原 美紀。
私のママは私が3歳の時に交通事故でなくなってしまった。
今はパパと新しいママと弟の悠太と4人で暮らしている。
悠太はパパと新しいママとの子ですっごく可愛がられていた。
私は、そんな新しいママとはあまり仲良くできずにいた。
そんな私は幼馴染のセナと元といつも一緒にいた。
二人は、保育園の時から仲良くて、家も近所でよく遊んでいた。
小学3年生のある日私は新しいママと喧嘩をして家を飛び出してしまった。
家を飛び出した私は途方に暮れて歩いていた。そんな時、目の前を小さな男の子がボールを追いかけて、走っていた。
そこにスピードをかなり出している車が小さな男の子のそばまで近づいていた。
私はそんな男の子を助けようと、道路に飛び出してしまった。
意識が朦朧としてしまった。病院に運ばれた私。
その事故が起きてから数年立ったある日、ある転機が訪れようとしていた。
今はまだすぐそこに小さな恋がはじまるなんて誰も思ってはいなかった。
このお話は、そんな男の子と美紀の小さな恋物語です。