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ホラー映画。

 人によっては夏場にホラー映画を見る方が良いと思う方も多いだろうが、私は秋冬の夜の冷え込みがかなり腰にくるわい、という辺りで温いカフェオレとかココアとか飲みながら見る方が好きだ。

 

 でも最近小説ばっか書いててホラー映画見てないなーと思って、PCが起動していたのでペイントで気に入ってるキャラクターを描いてみた。

 

 

 まあ記憶の底にあるのを引っ張り出したので似てないのもあるが、ご容赦頂きたい。

 

 

 

 挿絵(By みてみん)

 

 

 

 まずは知ってる方が殆どだと思うが13日の金曜日シリーズのジェイソンだ。

 

 ホッケーマスクバージョンを書いたが、実は2までジェイソンはホッケーマスクは着けてない。布袋だ。

 

 その上1の主役はどっちかっつーとジェイソンの母ちゃんが主役で、キャンプでジェイソンを不気味だと嫌っていた子供たちから湖に突き落とされて、ジェイソンが行方不明になったところで頭がおかしくなり殺人鬼になるような話で、ジェイソンパイセンはまだヒャッハーしてない。

 ノーマーダーですがな奥さん。

 

 2で爽やかに復活して、クリスタルレイクの別荘に懲りもせず来るようなバカっぽい学生たちが、斧だの鉈だの振り回すジェイソンパイセンに惨殺されるというホラー映画お決まりの展開。

 

 3で初めてホッケーマスクを被っているのだが、もう最初の布袋の頃なんて1980年だよ。40年も経てばそら忘れるよね。布袋だったのってエレファントマンだっけ、とか記憶も混濁するよね。

 

「いや、別に13日の金曜日じゃなくても良くね?

 なんでホッケーマスク?」

 

 というツッコミを入れながら見る訳だが、まーびっくりする位死なない。

 元々は普通の人間だと思うんだけど、何をやっても死なない。

 

 4で一旦完結するんだけど、サラッとまた復活して結局10シリーズ位まであったのかな。

 

 後半ではニューヨーク行ったりもするし、最終的には滅びた地球から冷凍保存状態で宇宙船に回収されるんだけど(何でかは忘れた)、自力で解凍してまた爽やかに復活してヒャッハーする。

 ここで死んだかどうかなど些細な事である。

 だってどうせ復活するから(笑)

 

 スピンオフ的な作品でエルム街の悪夢のフレディーと戦うけどそれでも死なない。フレディー首ちょんぱ(でもこいつも笑ってたから多分死んでない)。

 

 ゴキブリより強靭な生命力だ。

 また新しく映画が作られても「ああ、でしょうね」としか思えない。ここまで死なないホラーキャラがいるだろうか。もう拍手しかない。

 

 ちなみにチェーンソーを振り回してるイメージを持ってる方が意外に多いのだが、彼がメインの武器にした事は確か1度もない。馬鹿力で刃物振り回すのが彼の基本スタイルだ。

 

 


 スティーブン・キングの『IT』のペニーワイズは連続殺人犯のジョンゲイシーがモデルなのは有名だが、ピエロって存在がちょっと異質で怖い。

 マクドナルドもあのドナルドピエロが不気味だと未だに思うもんなあ。

 

 

 『エルム街の悪夢』のフレディーは最初は面白かったんだけど、段々と話が迷走したりして個人的には面白さは減った。夢の中で死ぬと現実でも死ぬというのが珍しかったなーと。

 

 

 『SAW』シリーズのジグソウはあくまでもビデオで語りかける役割の人形だがインパクトは強い。

 

 まあ犯人も被害者を閉じ込めてるし最終的には死ぬ人が多いけども正確には自ら手を下す殺人犯じゃないし、一応必ず脱出法は残してくれているが、体のどこかを犠牲にしたり他の人を犠牲にしたりする必要があるので、結果的に助けが来るまで命が持たない事が多々ある訳で、シンプルに言えば殺人を憎むとか言ってるサイコパスだ。

 

 

『ヘルレイザー』も30年以上前のイギリス映画(珍しいよねイギリス映画。何作かしてアメリカ映画になったけど)で、シリーズも7作品出ている。

 

 私の中で話の内容はともかく、箱を開くとSM地獄に堕ちるとかいう意味の分からん内容も、顔中に釘をぶっさしてる男も衝撃的だった。

 ホラー映画の癖にやたらとスタイリッシュなドMだなー、と思った記憶はある。

 

 貞子はもう日本のホラー映画の定番みたいなもので、ワールドワイドな存在かも知れない。

 

 不思議とYouTubeなどでわざとらしい心霊現象動画も海外なのに貞子風な人たちがやけに多い。

 呪怨の佐伯佳椰子や敏雄くんなんかもいるが、白塗りの子と階段から変な体勢で降りる人というイメージしかない。

 

 だけど個人的にパッと出てくるのが海外のキャラクターばかりなのは、日本のホラー映画ってキャラで売るんじゃなく、現象とか心理的な恐怖感を煽る感じで、海外のようにキャラがポップじゃないというか存在感が薄い感じがする。「着信アリ」とか「仄暗い水の底から」とかね。

 

 他にも海外では人形のチャッキーだのダミアンだのゴーストフェイス(スクリーム)だのキャラが立っていらっさるが、海外はともかくまずキャラありきという感覚が強いのではと思われる。

 一歩間違うと笑いにも出来るレベルまで昇華できるので、コントでも使われたりする位だ。

 逆に可愛かったりカラフルなのにえげつないのが怖さを増幅するというのもあるのだろう。

 

 

 日本ホラーには日本の良さがあるのだが、貞子のようにパッと見て「あ、××の誰それ」と一発で分かるようなホラーキャラが出ないもんかなー、とちょっと期待している。

 

 

 

 

 

 

 

ブクマ、評価ありがとうございますすす。


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