ミート納豆。
今日は大好きなゴルフに行くオイチャンのようにやたらと早く爽やかに目が覚めてしまったので、
「よおし、やっと休みだ~!まずは部屋の掃除でもやったるかぁ~ふひょひょ~い♪」
とテンション高く活動しようとして、まずは飲み物でもと冷蔵庫に向かう時に蹴躓いて額を柱に強打し、落としたマグカップが巻きづめの爪先に落下するという自損事故が発生した。
秒で心がダークサイドに堕ちたので、今日は洗濯だけをしようと心に決めた。
自分が悪いんだけども。
そうなんだけども。
人間の気の持ちようというのは簡単に変わるのである。いいトシをしてちょっと切ない。
美味しいモノでも食べれば昼にはきっと持ち直す筈である。メイビー。
美味しいモノと言えば、なかなか理解してくれる人は少ないのだが、パスタのミートソースありますな。あれにひきわり納豆(普通のでも可)を入れるとウマイんですよ。
まあ納豆嫌いな方はアレなのだが、普通にタレでといてミートソースの上にざばーっと載せて、混ぜ混ぜして食べるとミートソースがネバネバして、大変テイスティ。
タバスコもちょいちょい振ると更に美味。
うちの姉上が昔喫茶店のバイトをしていた時に賄いで出たのにハマったそうで、そっから私もまんまとハマったのだ。余り人様には出せないメニューではあるが、まあ「あさりしめじ納豆」とかのスープスパやパスタソースで納豆を使ったモノなんかも普通にあるので、納豆とパスタの相性は悪くないのだ。
普通のミートソースだけだと私は飽きてしまうので、今ではミートソースを食べたくなると納豆も必ず買うようになってしまった。
余談だが、醤油ラーメンも納豆を入れて食べたい人である。もう納豆がないと物足りないぐらいである。
私のような人間はネバラーとでも言うのだろうか。
……うむ。考えてみると。家に納豆を切らした事がない。オクラもトロロも大好きだ。
だが、大変安上がりな嗜好だから良いだろう。
少なくとも「ウニを毎日食べないと手が震える」とか「国産牛A5ランクしか食べられない」等というセレプ舌ではない。経済的な問題も起きないごく庶民的嗜好で良かった。
しかし私には記憶がないが、生前母が
「アンタが赤ん坊の頃はカエルの足が大好きでねぇ。しょっちゅう唐揚げ作ったわよー」
と言っていた。
生まれたのは沖縄の那覇市なのだが(丸紅にいた父親の転勤先の関係で1年か2年しか居なかった)、那覇には冷凍にしたカエルの足が普通に売っていたらしい。
今はどうなのか分からないけど。見た目がシュールそうだ。
まあ鶏肉みたいな味で小さくて食べやすかったのだろうか。今は好きと言うより食べる機会がないが、別にとりたてて食べたいかと言うと別に無くてもいいかな。
考えてみると、沖縄産で、父親の転勤の関係で広島、兵庫、千葉、東京(5歳頃)と転々としていたが、その後小学生で両親が離婚したので母と一緒にずっと東京であった。
もう両親共に居ないので、実家というものもない。
ほぼ東京が地元と言ってもいい。
しかしジリジリと北上してたな。もしかすると私の最終生息地は北海道なのだろうか。
まあ日本縦断するには東北より北には知り合いもほぼいないから、東京止まりであろう。
なんとなく勿体ないような、そうでないような微妙な心持ちだが、基本寒すぎると腰のヘルニア太郎ちゃんに宜しくないので、良しとしよう。
さあ洗濯洗濯。