ネットの楽しみ方。
私は殆どテレビを見ない。
と言うか家にテレビそのものかないので、見たくなればスマホで見るぐらいしかない。それも滅多に見ない。
だからドラマで話題のほら、とか言われてもさっぱり分からない。近所に姉家族が住んでいるので、何かあればそちらにお邪魔するついでに見る、といった感じだろうか。
まーテレビを見るより小説読んでる方が個人的には楽しい人間なので、場所を取るテレビはもう買う事はないかも知れない。
ネットで色々見てる方が面白かったりもするしね。
現在のマイブームは『ネットで愉快な店舗名を探すこと』だったりする。
大概は東京ではなく他府県にある事が多いので行くことはまずないが、見ているだけで楽しいのだ。
意外と私のソウルに訴えて来るネーミングが多かったりする。
最近のヒットは、スパイシー何とか言う会社の『らっきょ大サーカス』である。
北海道のスープカレーのお店の名前なのだが、らっきょに大いなるこだわりが溢れている。
と言うかカレーがどうこう言うよりも、私の脳内ではデカいらっきょが空中ブランコしてたり玉乗りしてたり象に乗ってる姿がぶわっと浮かんでしまい、もうカレーがどうでもよくなるではないか。いや、美味しいに越したことはないけども。
系列店を見てみると、『スープカレーの店らっきょ』は辛うじてカレー屋である事は分かるが、別の支店『らっきょ&star』に至ってはオマージュが丸分かりで大爆笑である。
ここに至ってはもうカレーのカの字もない。
東京にも支店があるようで『東京らっきょブラザーズ』とあくまでもらっきょ推しである。
因みに社長さんの名前は井手さんというようだが、某芸能人の同じ名字の方と関係があるかは不明だ。
そして、店舗のテーブルの上にらっきょが山盛りなのかと思いきや、全く載ってないらしい。
ちょっと裏切られた気分なのは何故だ(笑)
だが、私はこういうのが大好きだ。
というか、今更ながら『らっきょ』という言葉のインパクトすごいなと感心した。
何にでもらっきょつけてしまうだけで笑えてしまう。
「世界に一つだけのらっきょ」
「東京らっきょ許可局」
「天空の城らっきょ」
もう何でもアリである。
他には『××××の世界観』という店舗名だ。
因みに××××には個人名が入るので伏せた。
まあヤマダタロウとかそういう感じだが、何屋さんだと思われるだろうか?
パン屋さんである。
パン屋さんの世界観て何だろうか。
そもそもお客さんにオーナーの世界観が必要なパン屋さんと言うのがあるのだろうか。
こういう名前を見るとワクワクしてしまうのである。
これは、決してディスるためではない。
私はこういうセンスが大好物である。
自分の小説も、覚えやすいとかインパクトのあるタイトルを考えなくてはいかんのぅ、としみじみ思うが、こればかりは個人のセンスがモノをいう。
幾つか書いてるうちには面白いのが出来ればいいのだが。