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台風とゆるパクと。

 台風19号である。

 ここ数年で最大級の勢力だとかでJRや私鉄まで計画運休を発表していた。

 仕事がある人は本当に大変だ。


 なんか毎回最大級だのと聞くような気がするが、サイズを見ると確かにバカでかい。



 普通の会社員は3連休のところも多いだろうが、病院関係者やサービス業、接客業の方々はほぼ曜日なんか関係ない。


 と言うか既にかなりの雨になってる東京住まいの私は、薬を貰いに行きたいのだが、そもそも個人病院が診療してるのかという最大級の問題がある。


 土日休みの人間には平日行けないので、土曜の午前中だけの診療でも大変ありがたかったのだが………無理かなあ。

 先生かなりのおじーちゃんだしなあ。

 後で電話して聞いてみるか。



 台風などで気圧が変化すると、私なんかは頭痛がしたり、ヘルニア太郎や坐骨神経痛のザッキー次郎が兄弟で暴れたりするので迷惑極まりないのだが、体調不良がぐるっと回ってテンションがハイになる事もある。


 その時は、『わーいレボレボだ~』などと言いながら傘もささずに暴風雨の中表に出て、ずぶ濡れになってT.M.Revolutionのホワイトブレスごっこなどをして風邪を引いたりする。

 まあ馬鹿である。

 

 ただ、今日はそれをやると本当にヤバそうなので、大人しくしている予定である。


 でも昨日仕事帰りに寄ったスーパーで、ろくな食料が残ってなかったため、我が家の食料事情はとてもお粗末な感じである。切ない。


 ストレスのたまる仕事で楽しみなのは休みの食事なのに。


 まー文句を言っても仕方がない。

 事前に準備を怠った方が悪いのだ。


 どんどんひどくなる雨音の激しさに、ベッドに丸まる私。


 最悪、先日の千葉の大規模停電のようにだけはならなければいいと思うが、その千葉の停電地域だった方は、また停電の心配をしないといけないのか、と言う溜め息が聞こえて来そうだ。


 今回はあちこちで被害が出そうなので、皆さんも安全に留意して慎重に行動して頂きたい。





 そう言えば話は変わるが、最近【ゆるパク】に遇う作家さんが多いとか。


 細かい台詞の言い回しや設定、世界観など「かなり似てるけどまるっとコピーではないので証明できない」ような確信犯的なモノらしい。で、そういうネオパクりをしてる方が書籍になったりしてるようである。


 特徴としては、ある程度の読み専であれば「あれ、これどっかで読んだことあるような」がそこかしこに点在するような作品らしい。


 まあ私のような地味な活動をしてる人間の作品をゆるパクしてもメリットはないと思うので、聞いたこともされてますよ報告もない訳だが、素朴な疑問として、そんなことをして何が楽しいのだろうか。


 自分の力でもなく、よそ様のネタを自分のモノのように発表して、よく作家面が出来るものである。


 そもそも、物書きというのは、自分のネタを練り込んでよりよいモノを読んでもらうべく頑張っているのに、しれっとパクるとか恥ずかしくないのだろうか。


 いや、恥ずかしいと思う気持ちがあるならパクらないか。そっか。


 作品が好きで似てくるというなら話は分かる。漫画家とか絵柄が有名な人とやたら似てる人は確かに多い。


 あれは視覚で画像を取り込んでるから、自分の好きな絵が好きな作家に似るのは必然、とまでは言わないが、かなり高い確率で似てしまっても仕方がないところがある。

 パクりとはちょっと違うと思う。


 まあお話がつまらなければ消えていくだろうし、長年描いてると絵柄が変化する人もいるので、自然淘汰でいいんだと思う。



 作家の場合は創作者のやる気がごっそり持っていかれる。書くのをやめてしまう人もいるだろう。


 ただ、ゆるかろうがゆるくなかろうがパクって平然としてる人は、己にオリジナルで勝負できるだけの文才がない、と自分で認めてしまっているかなり情けない状態なのだが、それで人生楽しく過ごせるのだろうか。



 私は才能なんか別にないが、少なくとも自分の力だけで勝負したい。


 何故なら、他人の力で評価を得たところで、嬉しくも楽しくもないからだ。


 別に善悪の話で言ってる訳ではない。

 私はそんな聖人君子ではないのだ。



 単純に、「人のふんどしで相撲を取る」事で、自分の人生がどんどん薄汚れていく気がしませんか?と言いたいだけである。



 自分の作品に、いくら好きでも他の作家さんのエッセンスを垂らそうとは思わない。


 だってそれは自分の文章じゃなくなっちゃうから。とても座りが悪く気持ちが悪いものだ。





 ………病院に電話したら午前中やってるそうだ。


「足元悪いと思いますけどお気をつけて」


 と看護婦さんが言ってくれたが、大変なのはお姉さんたちですがな。なむなむ(‐人‐)



 さあて、強制的にレボレボモードになって病院行ってくるかー。


 いや、傘はさすけども流石に。





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