表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

天を貫く物語

「さぁ、今日からお前も15歳になったのだから旅に出なくてはいけないよ」

そう言っているのは俺の母レストア。

母の職業は国一番の吟遊詩人で、若い頃は歌で世界を練り歩き、父と出会い結婚したそうだ。

その父は、かつて勇者と呼ばれた父親を持ってはいたものの、才能に恵まれず勇者としては名乗らず、普通の冒険者として生活していたそうだ。


そして、祖父の血を深く受け継いだ僕が2人から命を授かった。

勇者カラクサ(祖父)が魔王を倒しておよそ70年。

世界は再び魔王の脅威に晒されようとしている。

世界はそこから再び始まろうとしている。

「どうだろう?15歳の祝いに私と手合わせを最後にしていくかい?」

「……母よ。俺は15歳だが、母は55歳だぞ?その歳で勝てるとお思いか」

「息子の成長を見ずして、送り出せないよ」

「はぁ……勇者の血を引く俺と戦ってどうなるか知らないよ」

「いざ!勝負!」


………その後、めちゃくちゃボロボロに負けた。

「まぁ、勝てるとは思ってなかったけど、母よ。手加減してくれても良かったと思うんだが」

「洗礼だよ。敵を見た目で判断しちゃいけないからね」


「じゃぁ行ってくるよ。魔王を倒した暁には帰ってくるから」

そして、俺は15歳の春、魔王を倒す旅に出たのであった。




実家目の前の天を貫く魔王塔に。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ