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幕間・彼女のための世界


日間ランキングが凄いことになりました‼︎ありがとうございます‼︎

ちょっと短めですが、よろしくどうぞっ‼︎









彼女は爪を噛んで、苛立っていた。



可愛らしいパステルピンクを沢山使った女の子らしい部屋は、彼女が癇癪かんしゃくを起こしたせいで強盗が入った後のようになっていて。

そんな部屋の中で、彼女は苛立っていた。




この世界は彼女のための世界だ。

彼女のために、彼女の思うがままに動く世界のはずだった。

なのに……。



「なんで上手くいかないのよっ……」



若干、違うところはあるけれど……上手くシナリオ通りに進んでいると思っていた。

何故なら、この世界は彼女のためにあるのだから。

多少の誤差も彼女のために修正されると思っていた。



「なんでっ……なんでっ……」



しかし、それなのに上手くいかないことがある。


世界を滅ぼす力を有する存在モノ……《破滅の邪竜》。

人型としての名をラグナ・ドラグニカという。

彼だけが、彼女の思い通りにならなかった。



「………やっぱり、イベントを回収しないとダメなのかな……」



ここまで上手くいかないと、理由はそれしか考えられないような気がして。




彼女は、狂気にも似た光を瞳に宿しながら……ある組織・・・・に接触するために、行動を始めた……。







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