1/6
次回予告 第X話 ヴァンレッドの真っ赤な復讐
「ぼくおっきくなったらぜったいにヒーロになる!!」
夢叶わぬまま、十四年の時が過ぎた。それは何も珍しいことではない、今は幼稚園児すらサンタを信じないものがいる世の中だ。嫌でも現実は見えてくる。あれができない、これができない。戦争も終わらないし、人は死ぬし、世界は平和にならない。そして、俺はヒーローに絶対になれない。なぜならそれは・・・。
「どうしたヴァンレッドよ?もうおしまいか?ならばこちらから行くぞ!!ついてこいお前たち!!」
「「「キキィ!!」」」
俺が悪の組織の怪人、のその部下の戦闘員だからだ。
カッとなって書いた少し後悔している