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植物魔法使い、何処へ行く。  作者: スクワール
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第5話

それじゃあ俺も作るかな


「巫女様、何か我々にできないことはないでしょうか?」


一部の女性の村人が言う


いや、心はおっちゃんだから巫女様は恥ずかしいぞ。


「んー、それじゃあジャガイモの皮を剥いて薄くスライスしてみて」


「そして俺は余ったジャガイモをマッシュするぜ!」


フンッ!フンッ!フンッ!いや、3歳児にはかなりの重労働だろうこれ。


「薄くしたジャガイモを熱した油にゆっくり入れて」


ジ・・・ジュワァァァァァァ・・・・


匂いだけでうまい


浮いてきたらそれを救ってボウルに移して塩を振りかけておいて。


「俺はマッシュマッシュ・・・」


「みこちゃま、わたちもてちゅだう」


おや、この村にこんな子いたかな?


「あ、ミア、勝手に駄目よ。すいません、巫女様」


「いいよ、ミアちゃん手伝ってくれるのかい?お兄さん嬉しいなぁ」


「わーい!ミア手伝っていいってお母さん!」


「もうミアったら、ありがとうございます巫女様、私の名前はミレイアと申します。実はあの子も3歳なんですよ」


ミレイアさんの話によるとミレイアは無くなった村から逃げのびてきた移民みたいだ、どうりで見かけなかったわけだ。


移民という事もあり遠慮しがちな感じもする。


「ミレイアさん、ミアちゃん、ポテトチップス1枚食べてみない?」


「で、でもそれはみんなで食べるもので、私なんかが先に・・・」


「でも巫女様はいいって言ってるよー、あーん。」


パリッというポテチらしい音がした。


「お、お、お、おいしいよお母さん!食べて食べて!」


「いっぱいあるんですし少し減ったって誰も気づかないですって、ほらそこの人たちもどうぞ」


「なんておいしいんだ!」


「止まらねぇ・・・止まらねぇぞこれ」」


「まぁ!」


驚き方が千差万別で面白い


てかこりゃ追加でポテチ作らないとな。


「みんな食べ過ぎ、追加でポテトチップス作るぞ~」


「「「はーい」」」


そして俺はポテトをマッシュするのであった・・・。

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