第四章 2話 旅立ち
手懐けたノルマン人達に、ドーバーを超えて着岸したら陸路でシチリア方面に向かうことを打合せて、そこから出発日を20日後と決めノルマン人達に船旅の準備を開始させた。
そしてシチリアへ向かうことを決めた翌日にモモタウロスは、何ヶ月かぶりに実家へ帰った。
モモタウロスは、開口一番に二人へこう告げた。
「俺は、今から東の果てにある黄金の国に巣食うオーガどもを倒しに行く。
路銀の目処がたったので20日後にこの島から大陸を経由して向かう事にした。
遥か長い道のりになるので俺の分身をこの大地に刺していく。ザクッ!
この剣が、何者かに抜かれるまでに必ず戻るのでそれまでに仲直りして出迎えてほしい。
おとーさん。おかーさん。」
そう言ってモモタウロスは2人と抱擁した。
おじいさんは、胸の中でこくっと頷きあの時の桃の骨と羽で作ったフェニックスの合成弓とフェニックスの矢をモモタウロスに渡した。
おばあさんもあの時の桃肉の干物を入れた特製きびだんごを99個作って渡した。
1個につきHP100回復するそーだ。
武具やら兵站やら路銀の準備が整ったモモタウロスは、
いよいよ旅立ちの時を迎えた。
ドーバーを渡り、まだ見ぬ黄金の国を目指す旅の第一歩を踏み出した。
いざ出発。