第四章 27話 報告
「CパックA9071B241ビートルズは目的地到着、うん?いや違う、、トリップミスだマズい。
CパックA9071B241ビートルズは、現在トリップミス。
繰り返す、現在トリップミス。」とギミック3殲滅機動隊隊長のジューダス・ジュリアス・スカリオット大尉は、ギミック3殲滅作戦参謀本部へ緊急事態報告を行なった。
「トリップミス了解。
CパックA9071B241ビートルズの全隊員は3Aシフトで待機。」本部より当該部隊の居る時代と位置の捕捉が本部にて確認出来るまでの間は、その場に待機する様にとの指示が出された。
しかし、そこから彼等との通信が途絶えた。
捕捉も出来ないまま先の通信より2日が過ぎた。
「いまここにさっきまでメシアがいました。」
これを最後に当該隊との通信は途絶えてしまった。
時代だけは捕捉出来た。
AC24年。
それから1週間後の昨日に当該機動隊員2名が、現場離脱を独断して現代に帰還。
その場で命令義務違反及び作戦放棄の疑いで逮捕。
ジューダス・ジュリアス・スカリオット大尉とマリア・ミシェル・マッダラホン1等揚重担当主査隊員は現在、高度内部監査官からの取り調べを受けている。
取り調べに対して彼等は、
ジェイコブ・トーマス・マクマナン少尉、ポール・カイン・スチュアート従隊医療員、ジョン・ウィリアム・カーチス2等隊員がある人物と遭遇し隊を脱退して作戦遂行が事実上出来ないと判断して帰還したとの証言をしているとの事。
そして彼等は続けてこの様に証言したと言う。
上記の3名は、その人物に心酔し師事を表明して機材を全て放棄して、その人物について行こうとしたので作戦遂行の為の行動をとるようにと説得を試みたが、幾ら説得しても彼等の意志は変わらず説得は失敗。
翌朝に起きたら彼等は居なくなっていたのだとか。
現在彼等が持ち帰ったタスキーの映像を見て、事実確認して真相を探っている状況である事を、ナオミは重苦しくクールジャックに、先程からマイク越しに伝わるドタバタの原因となっている事が、こう言う事なのだと報告したのであった。
異空間利用の件はアーキの言う通りで、書類の申請不備程度の話らしい。
しかし、こんな事態は予想出来ない。
クールジャックの頭の中に最悪な結末がよぎる。
そして顔面蒼白になり意気消沈した。




