第七話 ジト目2
「何でしょう??」
と振り返ると、予想外の人物。
「お疲れ様ー♪祐介さすがー!良いフォローするねー♪」
お前かよ、達也。
「いやー、光道さんから無言の圧力があってね、仕方なく、だよほんと」
「なかなかやっかいな人に気に入られましたな♪でも部長の評価上がったんだから結果オーライじゃん!」
僕の肩をポンッと叩いてデスクに戻っていく達也。
あー、なんかどっと疲れた。コーヒーでも買いに行くかな。
クイックイッ
またシャツを引っ張られる感覚が。
「かーざーなーみーさーーん??」
次こそ間違いない、光道さんだ。
「何か御用ですかー?光道さん」
振り返ってみるとジト目ではなく笑顔。だが、いつもの笑顔ではなく、なんとなくムカッとマークが頭に付いてそうな。。
「コーヒーでも、飲みましょうか?!」
はぁ。ゆっくり飲みたかった。。
引きずられていくかのようにカフェルームへ。なんかデジャブな気がする。
カフェルームへ到着。ここも人事部主導のプロジェクトの影響。社員の働き方満足度向上のために、オシャレなレイアウトのカフェルームの設置。これにより雑談が増えてコミュニケーションがなんたらかんたららしい。
僕はいつものコロンビアコーヒーを買いカウンター席へ座る。あまーいココアを買った光道さんは隣に座る。
ズズズーッ
お互い飲み物をすする。光道さんが何も言ってくれないので、こちらから話を振る
「えーと、光道さ」
「すすむ」
被せるように回答がくる
「えーと??」
「すすむ、でいいよ。私はキャリア入社だけど社会人年数は同じみたいだから同期のようなもんだし!敬語もなしね!」
「あ、そうなんですね。でもいきなり呼び捨てもなかなか‥」
また被せるように回答が
「こっちもゆーすけって呼ぶからさ!そのほうが話しやすいし!よろしくね!!」
あ、いつもの笑顔だ。
「‥分かったよ。そして、えーとご用件は‥?」
じとーーー
あ。ジト目になった。
「わかんないのー??」
ジト目でこちらを見つめてくる。まばたきしないのか?




