スペック表(劇場版)
・リンドウ ピュアフォーム(劇場版)
パンチ力……8t
キック力……12t
走力……100mを3秒
《概要》
桜が奪われたプラグローダーの代わりに、忌魅木白葉から渡されたプラグローダーを用いて変身した姿。
見た目こそ差異はないもののスペックが僅かながら向上している。これに伴い、ピュアフォームをベースとするクラッシュウォリアーとシュートエアレイダーのスペックも向上した。
・ディノニクスジェノサイド エンヴィインフェルノ
パンチ力……68t
キック力……79t
走力……100mを2秒
《概要》
ドラゴニュートローダー、インフェルノフォックスチップ、エンヴィスネークチップを用いて変身したディノニクスジェノサイドの強化形態。
全身に張り巡らされた《ドラゴンブラッドヴェセル》により、暴走状態に匹敵するパワーを常に振るう事が出来る。また再生力が飛躍的に上昇し、あらゆる毒に対する抗体も獲得している。
胸部に浮かんだ魔眼《バジリスクアイコア》は身体を巡るエネルギーを制御する役割を持ち、黄金のラインを持つ黒い装甲《インフェルノグロウアーマー》はエネルギーを攻撃だけでなく防御にも転用する役割を持つ。これら2つの力と、背部の《エモーションズコネクター》でエリカと繋がることにより、理性を失うデメリットを克服している。
また《エモーションズコネクター》からは黄金の大蛇を放つ事も可能。大蛇は高い索敵能力と意思を持ち、自発的にディノニクスジェノサイドをサポートする。
必殺技はエネルギーを意図的に半暴走状態にし、それらを蛇で無理矢理制御して黄金の竜を撃ち放つ「ゴルドトゥースヴァイト」(130t)。
・ジャスティスドラグーン
パンチ力……200t(デフォルト)
キック力……140t(デフォルト)
走力……100mを0.03秒(デフォルト)
《概要》
ドラゴニュートローダー、インフェルノフォックスチップ、そしてピュアチップとセブンスローダーの融合によって誕生した《セイヴァードラグーンチップ》を用いて変身した姿。
変身した際にユグドラシル、及びシードローダーのデータを吸収していた為、唯一彼女達に対抗出来る形態でもある。
全身を覆う装甲《インフェルノグロウアーマー》は白色に変化し、エネルギーラインである《ドラゴンブラッドヴェセル》は更に活性化。
胸部のコアは《ドラゴンアイズコア》へ進化し、暴走を抑制する必要がなくなった分、エネルギー制御を単独かつより精密に行える様になった。
背中の《エモーションズコネクター》は更に強化され、桜、及びエリカが持つ純粋な感情、想いの強さに相乗して能力が引き上げられる。プラグローダーとの連携によって騎竜《ジャスティスドラゴン》を呼び出すことも可能であり、《ジャスティスドラゴン》の感覚と操作権はエリカと共有されている。
左手の小盾《グローリアスバックラー》はエネルギー波による広範囲防御が可能な他、巨大隕石の衝突すら耐える耐久性能を持つ。
頭部にある黄金の角《グレイルホーン》はあらゆる奇跡を起こす可能性を内包している他、この世に存在する全ての物質を貫く事が出来る。
必殺技は右腕を光の槍へ変えて貫く「セイヴァースティンガー」(破壊力無し)。この槍に貫かれた者はデータとして一度分解され、バグやウィルスといった負の要素が排除され、その者が最も望んだ形へ再構築される。よって破壊力はない。
《セブンスロード》が大切な人達の生きる世界を救う為の姿とするなら、《ジャスティスドラグーン》は大切な人そのものを救う為の姿といえるだろう。
・シン・ユキワリ
パンチ力……83t
キック力……72t
走力……100mを3秒
《概要》
洗脳された蒼葉が、ダークプレシオフォンとダンクルオステウスチップを用いて変身した姿。
漆黒の装甲《アビススケイル》は深海10000m以上の水圧に耐える硬度、密度、弾性を持ち、並の攻撃では傷一つ付けることは叶わない。腕や踵の《ディープシープレート》は切断より破砕に重点を置いており、肉厚かつ超高密度、例え折れても即座に再生してしまう能力まで備えている。
全身を覆う《ヴァニティストレングス》は、身体を原子レベルまで分散させることが可能。これにより攻撃の回避や奇襲を行う。
スピードを活かした戦法を取るユキワリとは異なり、相手の攻撃を受け、生じた隙に一撃を与える戦法を好む。
必殺技は通常のユキワリよりもエネルギーを超圧縮、それを身に纏った跳び蹴り「デプスヘビーファング」(123t)。
・ユグドラシル
パンチ力……測定不能
キック力……測定不能
走力……測定不能
《概要》
忌魅木虹葉が、蒼葉、紅葉、白葉の魂を取り込み、シードローダーを用いて変身した姿。
9つの魂、もとい9人のデータを1つに統合した事により、全く別次元の存在と化している。
全身を覆う《ユグドラシルルート》はこの世のどんな物質を用いても砕けない頑丈さを持つ。眼玉に似た宝玉《ディメンションジェム》は見た目通り目の役割を果たす他、宇宙望遠鏡の様な精度と倍率で対象を見る事が出来る。
背中の翼《ソウルターミナル》は、自身の中に蓄えられた膨大なデータを現実世界でのエネルギーに変換する役割を担う。垂れ下がった水晶花《ワースレスフラワー》は、その一つ一つに惑星1つ分のエネルギーを圧縮して蓄えられており、無制限に膨大な力を奮い続ける事が出来る。
頭部は《ヴォイドホール》と呼ばれる空間の捩れが発生しており、ここに吸い込まれた物質やエネルギーは完全に消失し、どんなものであろうと残らない。
必殺技は《ワースレスフラワー》からエネルギー光線を放つ「ワールドデリート」(測定不能)。
その悍ましく、根源的恐怖を想起させる異形と同時に、悲哀に満ちた姿をしている理由は、自分達の存在価値を自他共に認められなかった、彼女達の怨念の具象化である為だと思われる。
・リンドウ・イミテーション インフェルノブレイダー
パンチ力……90t
キック力……95t
走力……100mを0.9秒
《概要》
弟切がイロージョンローダーとラストチップを用いて変身した姿。さながら錆びた《アウェイクニングブレイダー》といった出立ちだが、スペックはそれを凌駕している。
全身を包む鎧《ラストシュラウド》は高い防御能力だけでなく、触れた相手を錆で腐食させる力もある。錆に取り憑かれたものは記憶を喪失し、闘争本能が暴走。やがて身が朽ち果てる。
胸部から浮き出た赤い球体《ルインズハート》は、体内を巡る高密度エネルギーの制御と錆の生成を担っている。代償として変身者を異常なまでに攻撃的な思考に変貌させ、敵の撃滅以外に一切の興味が無くなってしまう。
武器としては《アウェイクニングブレイダー》と同じくヴァイティングバスターを使用。しかしながら姿も相まって、英雄が振るう大剣でなく、悪魔が振るう魔剣に似た異質さを放っている。
必殺技はエネルギーと錆を混合、濃縮した鉤爪を振るい、三筋の斬撃を刻みつける「グレイブグラップル」(160t)。