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第25話:連合会談の裏舞台

 

「ヤバい」

「何がさ?」

「陸人聞いてくれ。エルフ族の代表団が……」

「はいはい。超絶綺麗だったんでしょ?」

「そうなんだよ!」

 竜人族の里で開かれてる連合会談。

 星中から、救星を始め、とんでもなく偉い人たちが集まってきたんだ。

 もう、ビッグネーム勢ぞろいって感じ。

 まず、豪華絢爛な衣装で現れた魔人族の国王とその一族。絨毯を道路に敷きながら花吹雪を舞い起こしながら里に入ってきた。

 その次が、海人族の代表団。合唱と演奏、それに舞を披露しながら登場!みんなうっとり眺めてた。もちろん、オレも!

 その後、エルフ族と対照的だったのが……ガチャガチャといろんな金属で創った馬車で乗り込んできたドワーフの国王とその一族。

 最後に、神輿(みこし)に乗って現れたヒュムの有力領主たち。地味な感じだったよ、うん。

 そして……エルフ!

 人知れず里に入ってたんだよなぁ。ハイエルフの代表団。

 うん、無駄なことはしない精神、美しいと思います。

 でも、ひと目見てみたいなぁって思ってたらなんと、ランチのお誘いが!

 神よ!

「兄さん、それもう四日連続五十回めだよ?」

 いや、そんなジットリした目で見るなって。

 大事なことは二回以上言うのが大人のマナーじゃん?

「ズルぃよなぁ~、カイトばっかり」

「ルルル……」

「美味しいものいっぱい食べてるんだよね?」

 ……だと思ったよ、うん。

「食ったもんアレンジって、オレがいっぱい創ってやるって!」

「「たのんだ!」」

 イルル、お前もか。

「で、各代表団とのランチミーティングはやっぱり?」

 え、どうしたのハルル。今日は真面目じゃん?

「うん。どこも一緒だった」

 この連合会談、今日はは十日目なんだけど……合計で二週間続けられることになってる。

 そもそも五日程度だった日程が、当初より伸びたから。

 そのきっかけは、天啓―――つまり神、と呼ばれる存在だ。

 会談前のセレモニーが行われた夜だった。

 全種族に、大規模な天啓が伝えられたんだ。

 神曰く、新たなダンジョンをヒュムの領土北端、父さんが領主を務める都市(希望)の割と近くに新設するとのこと。

 そこは竜人族、魔人族の国境からも近くて、ドワーフや海人族の領地からもアクセスしやすいんだってさ。

 で、その新設ダンジョン―――アビスって言うらしい。

 アビスに、星外のモンスターたちがやってくる次元の裂け目を設けるとのこと。

 そのアビスには、ランクA以上の星外の魔物を集めるとのこと。

 ランクB以下の魔物については、既存のダンジョンの第二十層以降に登場するようにするから、定期的に、いい感じで討伐すること。

 星外の魔物に立ち向かう力をつけるために、ダンジョンの二十階層までの難易度を上げること。

 うっかり裂け目がダンジョン外に登場したら……すまんじゃん! とのこと。

 人々の生活圏に次元の裂け目が発生しないように神も頑張るとのこと。

 新たな魔法を、今後、ダンジョンコアを通して配布するとのこと。

 神も神で、色々と対応を練ってくれてるっぽい。

 ありがたい話だよなぁ。

 で、これらの天啓にどう対応するか。これが急きょ、議題に加えられたせいで連合会談の日数が増やされたんだってさ。

 でも、そもそも無駄が多いんだよね連合会談。

 ビックリした。

 まず、会談が始まらない件。会談前のセレモニーや宴を二日も続ける理由がわかんないよマジで。

 で、いよいよ始まった全体会議の第一ラウンド。これが三日開かれた。

 午前が全体会議、午後は二種族間会談が開かれた。

 第一ラウンド後、種族ごとに内部の調整会議が三日間。もちろん午後は、二種族間会談が続行。

 で、現在進行中なのが全体会議の第二ラウンド。これが合計四日間。もちろん午後は二種族間会議が続行中。

 最終日にようやく、共同宣言と調印式!……からの晩餐会。これに一日かけるらしい。

 うん、やっぱり長いし無駄が多い。

 特に、午後の二種族間会談………要る?

 いや、オレもわかってるんだよ? 全体会議を円滑に進めるために、二種族間会議を色んな組み合わせで行ってるんでしょ?

 でも、方向性をあわせるだけじゃん。

 もっと具体的な行動レベルでさぁ――――つまり、いつまでに、誰が、何をどうするのか……これを決めないと意味ないじゃん。

 実際、二種族間会議で調整が進められてる共同宣言は、「種族間で更なる協力を図りこの危機に一丸となって立ち向かう」って文言らしい。

 いやマジ抽象的すぎる件。

 だってこれ、会談しなくても言えそうじゃん?

 まぁ、別にいいんだけどさ。

 だって正直に言うと、この間オレは………オレは、たいへんモテてますから。

 午前中、午後、夕方、そして夜。

 それはもう、大人気。

 いや全世界のカイトファンの皆さん、安心してほしい。オレに恋人は………できてないからね?

 オレ、ナナちゃん一筋だし。

 うん。

 恋人はできてはいないけど、モテモテなんだよ。

 老若男女入り混じった全種族の代表団から……ね。

 会談前のセレモニーで、各代表団から救星経由で、【希望(ホープ)】リーダーのオレに、挨拶の申し入れがあったんだ。

 建前は、アイギスの盾で都市や生活を守ってくれたことに対する御礼のため。

 本音は、要するに引き抜きだった。オレと【希望(ホープ)】の活動拠点を、自分たちの―――つまり各種族の首都に移してほしいんだってさ。

 それでオレは、毎日のランチ、どこかの代表団と救星メンバーの合同会食に招かれていたわけである。

 引き抜きってマジであるんだって思ったね。

 だって、みんなすっごいオプションを付けて来た。

 まずちょっとした豪商なみの高額給与に豪勢な邸宅が基本。

 種族によっては、貴族に準じる身分を与えるとか、永住権を認めるってさ。なんと、永遠に免税するって提案までしてきた種族もあったんだよなぁ。

 それくらい、オレたちを近くにおいて、自分たちを守ってほしいってことなんだろうけどね。

 でも、オレ的にはどの提案も納得いかないわけだ。

 だって、豪邸や給与なんて全部、依頼する里や国民の財産であって、偉い人達はまったく自腹を切らない。免税や永住権も、国の税収が減るくらいで、自分たちの損失にはならないってことだもんな。

 ちなみに、異色? の提案だったのが竜人族とエルフ族。

 竜人族からも、オレらの活動拠点を自里に移してほしいとの要望が寄せられたんだけど……国王様がぶっちゃけた。代表団の一員だったククイじいちゃんの前で。

 どうやら、ククイじいちゃんが駄々をこねまくったらしい。「他の里に孫を取られるくらいなら手元に置きたい!」って。だから、国王として申し出はするけど断っていいよって、笑顔で言われた。

 じいちゃん……マジ勘弁。

 あとエルフ族! 超ぶっ飛んでた。

 もちろん、みなさん超絶お綺麗だって意味でもぶっ飛んでたけど。

 その場ですぐ了承しようと思ったくらいに、超絶お綺麗でしたけれども!

 美女軍団曰く「世界樹の森を守護してほしい」とのこと。

 特に、偉大なる伝説の天才―――イブとよばれるハイエルフが命を賭して守った巨大な世界樹だけでも、守護してほしいんだってさ。

 その見返りが……なんと、一部のハイエルフが秘匿している知識の無償提供だ。莫大な利益を生む知識だってことは、察しがついた。あの無表情のヘンゼルさんが目を見開いたから。

 超絶美形のハイエルフさん曰く、「世界樹の木片や葉を用いた薬剤や調味料の調合、そして秘薬とされる世界樹の葉を用いた傷薬の作り方、様々な物体の強度を飛躍的に高める世界樹の樹脂を使った塗装薬の作り方と販売権を【希望(ホープ)】に提供する」とのこと。

 ちなみにどちらの品も、世界に全くと言っていいほど出荷されていないらしい。

 数年に一度、気まぐれに少量を売りに出すらしいんだけど……国王や大商人レベルが大金を出して購入しちゃうんだって。

 もちろん、国宝級の扱いで秘蔵される逸品だそうだ。

 でも、この知識がオレたちに製造法と販売権が提供されれば、まぁ、作るよね。

 で、どんどん売るよね。

 そうすると、オレらだけじゃなくて、冒険者たちの安全はグッと高まることは間違いないわけだ。

 これは、オレたちだけじゃなくて、この世界全体のメリットに繋がる申し出ってことになる。

 だから検討して後日回答するって伝えてあるんだ。

 オレらが常駐せずに世界樹の森を守る手立てを示して、同等の効果が得られると判断すれば、聡いハイエルフは損得計算をして、合意してくれるはずだから。

 ブウちゃんの力を使えば、いける気がするんだよなぁ。

 あ、そうそう。

 聡いといえば……もうひとり。

 オレは気づいちゃった。

 北斗おじさんの政治手腕、かんなりヤバいってことに。

 おじさんはマエステリアの称号を与えることで、先に手を打ってたわけだ。

 オレたちが各種族からの甘い誘惑に安易に乗っからないように、心にブレーキをかけてた。称号を与え、アカデメイアの教育活動に今後は【希望】が協力することを、俺たちに大衆の面前で約束させることで。

 みんなのメリットになる貢献をするって約束を、私利私欲のために破るのか?―――なんて葛藤状態にオレらを置くための布石が、称号とその授与式だったってわけだ。

 うん。

 つまり北斗おじさんは、オレらの引き抜きを先読みしてたってこと。

 各種族の有名な冒険者が集まる授与式で約束を披露したのも、情報の拡散をねらってのことだろうしね。

 更にヤバいことに、この称号と約束は、オレたちを守る役割も果たしてくれるんだよ。

 だって、この約束のおかげでオレは、各種族の申し出を断りやすくなってるし。

 それに代表団も、強引に申し出を受けるよう迫れなくなってるし。

 マジでスゲェヤバいよおじさん。

 うん、今度から、マスオさんって呼ぼうかな。

 あ、思考が逸れた。

 そもそも、だ。

 希望都市の巨大なアカデメイアには、全ての種族の冒険者見習いが通ってるわけで。そこでオレらが教育活動を行うってことは、全種族にとってメリットになる行為なんだよ。

 つまり、各種族代表団からしても、既に自種族的には得をしている状態にあるわけだ。そして、これ以上の得ようとすることは――――つまりオレらを自分の領地に強引に引き抜くことは、他種族のデメリットになりかねない。

 それは、この連合会談の主旨――つまり一致団結に反する行為になりかねないわけだ。

 まったくもって、見事だ。

 てかマスオさん。

 この戦略性があるのに、なんで独身なんだろ?

「ヤバい……」

 なんだか鳥肌立ってきたし。

 モテないって………怖っ。 

 マスオ…………怖っ。

「兄さん! 何してんのさ? 着いたよ!」

「………はいよ」

 そして、大人たちが会議中の午後…………陸人がノリノリで提案した悪だくみを、三バカ兄弟がこれまたノリノリで了承して―――――今に至る。

 はぁ~。


「頼もぉ~! 我ら【希望(ホープ)】、貴殿らに一手ご教授願いたい!」

 陸人、これで七社めだぞ?

 そろそろ止めない?

 陸人が修練として提案した悪だくみ……この道場破りってヤツ。

 竜人族の里にある武闘宗教、かの英雄ラグナを開祖とする超克教。様々な宗派があるんだけど、その寺院に………殴り込んでるわけです。

 で、噂が広まるのは速いわけで。「次はうちに道場破りに来てください!」って依頼状がたくさん届いてる件。

 そう。

 つまりオレ、モテモテである。

 各国代表団だけじゃなくて。竜人族や修練に来てる若者たちにも、最近モテモテなんですよね。

 いやぁ~、困った困った。

 男女問わずムッキムキの、ね。

 投げたしゃもじを壁につきさせるようなムッキムキの、ね。

 マッチョにモテても嬉しくは………………はぁ。

 道場破りに出ないと、会議や代表団との挨拶を延々と引き受けなきゃいけないし。

 どっちに行ってもメンドクサイって状態だ。

 もう、モッテモテで困った困ったなぁ。

 …………ふぅ。

 ナナちゃんに会いたい。

 ナナちゃんは海人族の代表団の所で、歌や踊りの練習に勤しんでるんだ。

 もっと戦力になりたいからって、頑張ってくれてるんだよ。

 だから里に着いてからは、あんまり会えてない。

 お弁当や作り置きの食事を用意しておいてあるんだ。

 お弁当箱が空っぽになって返ってきてるから、食べてくれてはいるんだろうけど。

 でも、一緒にお食事したいです。

 マジで。

「兄さん! 始まってるよ!」

「はいよっととと……ふん!」

 大丈夫だって。

 オレ、ランクSだし。

 相手がいくら修練者とはいえ、ランクB以下ならちょちょいのチョイ……っていやお前、そこはダメだろ。

「テメェ……股間ばっかねらうんじゃねぇよ!」

「は? 金的も攻め手の基本だろうが?」

「はぁ?」

「まぁお前の小さそうだし……守りやすくてよかったな?」

 ほぅ。

 いい度胸じゃん。

 ちょっと気に入った。

「お前、名前は?」

「はぁ⁉ さっき名乗っただろうがっ」

「悪ぃ。考え事してた」

「クソガキがっ。調子に乗ってんじゃねぇぞ?」

「調子に乗ってんのはお前だろ?」

「あ?」

「へぇ。言うだけあって……まぁまぁデカいじゃん?」

 さっき奪ってやった腰帯を放り投げて、ニヤニヤ見つめてやる。

 まぁ、見つめる趣味はないけども。

「なっ⁉ いつの間に……」

 コイツ竜人じゃないな。

 角がないし。

 それに尻尾が生えてるってことは……獣人族か?

 名前を覚えておいてやろうじゃないか!

「で、お前の名前は?」

「俺様の名前は……ジェイだ」

「ジェイね。オレの名はカイト。よろしくな!」

「……あぁ」

 へぇ。

 パンツを履きなおしもしない、か。

 よっぽど自信があるみたいだな。まぁ、確かにデカいけど。

 いや、違うか。

 履かないんじゃなくて………構えを崩さない、のか。

 隙を見せることになるからか?

「履けよ。待っててやるから」

「アホか。ダンジョンでモンスターが待っててくれるのかよ?」

 いい。

 コイツ、いいじゃん!

 気に入った!!

「アーサー、威を示せ」

「主よ、承知しました」

「…………な、なんだよここ」

「【謁見の間】、光の帝位精霊の隔離空間だ。オレからの配慮だよ」

「クソガキが……余計なことすんじゃねぇよ」

「あ?」

「せっかく裸を恥る心とも戦うチャンスだったってのによぉ」

 いい……コイツマジでいいじゃん!

 ヤバい。

 テンション上がって来た!

 まっさきにオレに挑んできたあたり、ただのバカかと思ったけど。

 ちがった。 

 自分を高めることにとことん一途なんだコイツ。

「ジェイ、非礼を詫びる」

「なっ………お前、バカか?」

「いや、オレも恥じる心と戦ってみるさ」

「……オレも非礼を詫びる」

「なんだよ?」

「けっこうデカいじゃねえか」

「ウルセーよ。お前が言うと嫌みにしか聞こえねぇ」

「ククク、確かにな。で、カイトはその基本中の基本の構えでいいのかよ?」

「は? ジェイお前、知らねぇの?」

「何をだよ?」

「この構えが基本その一なのは……これが一番重要だからだよ」

 わが家のドラゴン―――ラグナの教えだ。

 この構えの修練だけでオレは、何年も費やしてる。

 ちなみにラグナの合格は、まだもらったことがないけどね。

「は? んなわけねぇだろ」

「まったく話にならねぇな」

「なら……証明して見せやがれ」

「安心しろよ、そのつもりだ……けど、次の一手で勝負を決めようぜ」

「精霊の神気か?」

「正解」

「わかったぜ。承諾する。代わりに、俺が勝ったら質問に答えてもらう」

「あぁ、いいぜ」

 ニヤリと笑ったジェイは、残念なことにイケメンだ。

 腹立つ。

 絵になるじゃん、その構え。

 それに音もなく……一瞬で正拳突きとは――――やる。

 でも、悪ぃ。

「………噂どおり、かよ。クッソ強ぇ、な」

「まだまだ、だよ。オレも、お前もな」

「クソ、この勝負、俺、の負けだ……」

 腹にめり込んでる拳を引き抜いて、倒れて来たジェイを抱きかかえる。

「ん? 血か?」

 さっきの正拳突きで、頬が切れたっぽい。

 やっぱりいいじゃん。

 決めた。

 絶対コイツを、スカウトする。

 オレたちのパーティに。

「アーサー、【謁見の間】解除を。神気にあてられる」

「…………承知しました」

 ん?

 なにその間?

「あ⁉ ちょっと待っ……」

 オレら今、全裸――――――――で、す。


「兄さん……何やってんのさ」

「な、成り行きだ」

 弟よ。

 兄さんにだってよくわかんないこと、この世にはけっこうあるんだよ。

 ノリとかテンションとか、いろいろあるじゃん?

「まったく。どんな成り行きで全裸になるわけ? あ、デカさ比べ?」

「んなわけあるか!」

「まぁ、いいけどさ」

「てかお前らこそ、何それ?」

「ん? でも、このなかに上段者はいなかったよ」

 いやいや、そうじゃなくてさ。

 意識を失った竜人族や他種族の修練者たちが、山積みになってる件について、だよ。

 で、その頂きで腰掛ける三バカ兄弟と陸人。

 さすがにやり過ぎてない?

 いくら小さな社、たまたま上段者不在とはいえ……全員倒したのか?

 お前らちょっと強くなり過ぎじゃね?

「構えを使った武術の修練だってのに、オーラぶっぱなしやがったんだよコイツら」

 ハルル、なんでそんなに嬉しそうなわけ?

 あ、お前全力でいったろ?

 ノリノリでやったろ?

「つまり、お前らも使ったんだな?」

「まぁ、仕方なく、ね」

 なるほどな。

 竜種のオーラを使ったんなら……納得の結果かも。

 三バカと陸人のオーラ、組み合わせがハマると強い。ちょっとオレは勝てる気がしない。

「で、どうすんの?」

 この怪我人たち。

 ほっとくわけには……いかないよなぁ。 

 まぁ、手加減してるだろうし、大丈夫か。

「で、兄さんこそどうするのさ?」

「コイツを仲間にしたい」

「いいの?」 

「なにが?」

「また周囲にイケメン増やして」

 あ。

 ますますオレ、モテなくなるの法則じゃん。

 う〜ん、でもなぁ。

「気に入ったんだよなぁ」

 なんでだろ。

 コイツとはずっと友達でいれる気がするんだよ。

「まぁ、とりあえずキャンピングカーに戻ろうよ」

「陸人に賛成! 風呂だ風呂!」

「「カイト、飯!」」

 はいはいっと。

 とりあえずジェイも、運んどくか。

 勧誘は、風呂と飯のあとでもいいだろ。

 






今日もありがとうございました!

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