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ハプニング

私と彼は、デート中。


「ねぇ、たかちゃん、お昼どうする?」


「あー・・・、テキトーにすませよぉぜ。」


「・・・うん・・・。」


なんだよ、その返し・・・

そう思いながらも、私は返事をした。


「雪乃、いきたいとこあるか?」


わ!

いきなりそんな撃ち抜かれても・・・

じゃなくて、聞かれても・・・


私は迷いながらも答えた。


「駅前のカフェ!!」


「んー・・・ま、いいよ。」


そう言って、彼は私を置いてすたすたと歩き出した・・・


ふつう、手とかつなぐでしょ・・・











「何食う?」


そう彼に聞かれて、まだ決まってないと答えた。

そして、彼はもう決めたから早くしろと私を焦らす・・・


もう!

ゆっくりさしてよ!!


そう思っていると、たったった、と可愛い足跡が聞こえてきた


と、おもった瞬間


バシャッ―・・・


なんだろぅ・・・

服が冷たいなぁー


てか、ビショビショだ









「へ・・・・へっくしょん!」

  

「お、おい、大丈夫か??」


「う・・・うん。寒・・・。」


さきほど、カフェで可愛い小さな男の子にジュースをもろ、こぼされた。

そして、私はビショビショ。

さっきから、寒気がする・・・

てか思わぬハプニングだよ・・・!ほんとに!!


「寒って・・・夏やぞ?風邪ひいたんちゃうか?」


「いやー大丈夫でしょ。」


「ほら。」


バサッ



そう言って、彼は私に来ていた上着をかけてくれた。


そういうところ、好き・・・


なんて言えない。


だって


「馬鹿やから、風邪ひけへんと思うけどな。」


ほら、すぐこういうことを言う。










君に見せてあげたいよ



君にあげたいよ



本当の愛を。








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