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夏の教室で

夏真っ盛り。


あついったらありゃしない。私は下敷きをパタパタさせて、厚さをしのいでいた。

扇風機、いい加減つけてくれないかな・・・・


「うちのクラスの扇風機は、今故障中でな、使えないんだ。」


先生のあの言葉・・・。いや、新しいのとか、代用品とかねえのかよ・・・?

私は、隣の席に座っている彼氏を見た。


・・・・・・・アイス食べてるぅー・・・・・・・


見つかったらやばいけど、君って周りの目とかそういうの、全然気にしないからなぁー

そんなことをおもいつつも、私の頭の中では悪魔と天使が葛藤していた。



―アイス食べちゃえよ


―だめよ!学校でそんなもの食べちゃ!


あーーーーーーぶっちゃけ悪魔に賛成なんですけどーーーーーーーーーーーー


私は大きく、ためいきをついた



しょうがない。勝負に出るか。



「ねぇ、アイス一口ちょうだい。」


私は彼にそう頼んだ。


「はぁ?これ、俺の。わかる?食べたいなら、かってこい。はい、以上。」


カッチーン



頭にきすぎて・・・・・もう、リタイア・・・・・・・っす・・・・・・・










君って、本当は弱いよね。強がってるけど



本当は



泣きたいし、誰かに頼りたいよね




あたし、どんな君も好きだから・・・・



だから、少しは頼ってよ・・・・



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