3/17
やっぱり、愛
君と付き合い始めて早半年。
ぶっちゃけ、君といると疲れるし、驚きなことばかりおこるよ。
でも、そんな素直じゃない君がなんか可愛くて、私はついついハマっちゃうんだよなぁ
君に。
*
私は、1時間目の授業をサボった。
バカだなぁーって、自分でも思っていたけど・・・、なんか、ヤル気がでなかった。
屋上で寝転んでいたら、屋上の大きな扉がギイっと開いた。
誰だろうとおもって、顔を少し傾けたら、そこには君が立っていた。
「なにやってんだよ。」
「え、サボり。」
「らしくねえなぁ。」
「なんか、勉強する気分じゃない。」
「なんだよそれ。」
「あんただって、ほぼ毎日ここでさぼってんじゃん。」
「まぁ、そぉだけどー(笑)」
そう言って、君は私の隣に寝転んだ。
そして、君はポツリと言った。
「俺に足りないものって、愛だよなぁー」
どういうことか、良く分からなくて、私は聞こえないフリをした・・・
*
君の小さな体には、たくさんのアザがある。
君の小さな心には、たくさんの傷がある・・・・・・・・・