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愛が足りない

君の本心というものは、いつも揺らいでいたのだろうか・・・


いつも嘘の笑顔をつくって、周囲の顔いろをうかがって生きてきたのだろうか・・・


いつも必死で、空気をよんでいたのだろうか・・・


私は君に、何をあげればいいのだろうか・・・









「愛がほしい。」


「なんてー?」


「だーかーらー・・・、ちっ。やっぱいいよ。ブース。」


彼女にブスって言う彼氏みたことありますか?

私は初めて見ましたよ。

そんな彼氏を。しかも、それ、自分の彼氏でしたぁー(笑)


ってこらぁ!


こいつ、いまなんんつった??????


ぶす?ブス?無州・・・?


あっはぁー☆無州かぁ。なんだぁ。


ははははは・・・・はぁ。


正直いって、疲れたわ。


こいつの彼女。でも、なんか離れられないんだよォーーーーー

こいつのこと、好きなの?!私・・・・


私は心の中でこんなことを思いながら、もう一度彼に聞いた。


「なんていった??」


「だから!もういいってば!!ブス!!!」


そういって、彼は教室からでていってしまった。


ブス・・・・・・・・



その単語が、私の頭の中をグルグルまわっていた・・・












君が見える。


おしいれの中に隠れて、うずくまっている君は、とても小さい。


誰かがおしいれに近づいて・・・・



おしいれの戸が開いた時、君の顔は、恐怖であふれていた







読んでいただいてありがとうごうざいます。

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