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久々の学校
デートで男の子にジュースをぶっかけられ風邪をひいていた私も
やっと学校に登校できるようになった。
彼氏のたかちゃんに早く会いたい気持ちがふくらんで、抑えきれなかった。
「おはよ!」
私が元気にそういうと、たかちゃんはねむたそうに言った。
「・・・?あぁ、はよ。」
「それだけー?」
「え・・・、あ、風邪なおったんだ。よかったじゃん。」
「・・・うん、ありがと。」
私は静かに席に着いた。チラっとたかちゃんのほうを見ると、さっそく本を開いていた・・・・
チッ
私は心の奥底で盛大な舌打ちをした。
本当にたかちゃんは私の事が好きなんだろうか・・・
彼女って本当に思っているんだろうか・・・
こんな風にときどき、すごくたかちゃんを疑ってしまう。
疑う、というより、不安になってしまう。
でもしょうがないのかもしれない。
きっとたかちゃんは
人の愛し方を知らないから・・・・
少し不器用なところが好きなんだけどね。
私はさっきの舌打ちを取り消すように、一人でニコニコしていた
*
人の愛し方を知らなくても、
私を愛してくれるから
私は君を愛し抜くよ




