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ストレートな彼


私の彼氏、すげえストレートにモノ言います。

しかも、告白したときに言われた超衝撃の言葉。


「付き合うのはいいけど。でも、僕、君の事好きでもなんでもないから。」


まともに話したこともないが、後ろ向いたと見せかけて回し蹴りをいれてやろうか、という勢いの怒りだった。

なのになんか、離れられません。

この感情はなんなんでしょうか?





「たかちゃん、起きて。」


授業中に堂々と爆睡する私の彼氏、長谷川隆はせがわたかしをシャーペンでつつく。

少しの間があり、彼はむくっとおきた。

そして寝起きの一発。


「誰おまえ。」


おまえのゆるんでるネクタイひっこぬいて首しめてやろうか。

ってくらいの怒りが込み上げてきたけど、どうにか耐えれた。


「てめえの彼女だし。」


私が言い放つと、彼は目をこすりながら応答した。


「ああ・・・。雪乃ゆきのかあ・・・。」


よかった。どうにか覚えてくれていたようだ。

私はほっと一息ついた。







私は彼の過去を知っている。

孤独な彼の過去は、

私の心をぎゅっとしめつけている。


今も。











読んでいただいてありがとうございます


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