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納刀一閃

 

 

 

 その夜。俺は、夢を見た。とてもリアルな夢を。


 そしてそれはどうやら現代の夢ではないようだった。


 古い道場の中。現在の京都はいつ敵方に不意打ちを受けてもおかしくないだとか、武士たるものはどうたらこうたらだとか説教する爺さん。


 その横で俺は、ひたすら剣の稽古に明け暮れている。


 不意打ちで斬りかかられた際に、納刀状態の刀を相手の剣閃に合わせてカチ上げ、そこから抜刀して敵を切り落とす。いつ襲い掛かられるか分からぬ現在の状況では、このような技の習得こそ急務であった。


 そう、俺は守らなければならない。己の矜持を。俺と共に敵方に狙われることとなってしまった、己の家族も――――。




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― 新着の感想 ―
アル中ということは……ワンチャンここまでの冒険も夢オチという可能性も……なんて考察してみました(笑)
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