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貴方、今お幾つ?

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

ずっと思ってるんですけど、十年から三十年前の事柄を、“ちょっと”とは思えないんですよ。

話をする上で重要となってくる事がある。

其れは互いの認識のズレが生じて居ないか、まず手始めに確認する事だ。勿論、会話の内容にズレが生じたら、一度立ち止まって相互に確認する必要がある。

なお、これを行わないと、どれだけ正論を述べながらも、論点がズレる。そして平行線を辿り、互いの終着点が見えなくなる。

だから相手を質問攻めにする。という行為には、相手に対する敬い以前にも、ブレを少なくするという意味合いがある。


顔も見えない、何も情報がない。そういう時、人間は勝手に相手の姿形を推測して会話を勧める癖がある。年齢、性別、性格、癖、それらを無意識に創造し、その相手と会話する。

ただ気を付けて欲しい。貴方が創り出したその人は、本当に画面の前の人と合致するのかと。

私の最初の引っ掛かりはこれだった。

――いやね、三十年前。だから言うほど古くはないよ。

私にとって、三十年前というのは遥か昔の出来事である。私が産まれる遥か前。時代背景も、何が盛んだったかも、何も知らない。

そこでこう思ったのだ。よもや相手は、私が三十をとうに過ぎ去った人だと考察しながら話をしているのではないかと。

――参考までに聞き致します。貴方にとって時代的“ちょっと”ってどれぐらいでしょう? 私にとっては数年前こそが、“ちょっと”と定義付けられるものですが。

そう聞き返す。他の方々の基準がどうだかは知らないけれど、十年以上も前の事を、“ちょっと”と定義出来ない。そしてその思い込みのまま、話を進めたくは無い。

けれども残念ながら、返答は無かった。私の質問に怪しさか、違和感を与えてしまったらしい。

ただ一つ此処で疑問がある浮かんだ。

其れで質問諸共捨て去ってしまうのは、果たして本当に三十年前を“古くない”定義出来る方なのだろうか?

……私も人の事は言えないな。勝手に画面の奥の人を勝手に創造して、その人と対話をしている。私も貴方の事を責められない。これは肝に命じるべき事柄だろう。


「貴方、お幾つでしょう? あぁ、ご不快に思われたらお詫び申し上げます。ただ、認識の齟齬を無くしたいのです」

嘘と信実を混ぜて話します。

ネットの情報だから鵜呑みにしてはいけない。

これを後書きで地で行きます。



以前戴いたご感想で引っ掛かってる事がただ一つありまして。

『二十年以上前の事は少しなのか、否か』


これ、個人の意見なんですが、私の中では“少し”ではないんです。

産まれているか、否かの話になってくるので、ちょっとじゃないんですよ。


やたら滅多に皆様に年齢や性別のお伺い立てるのも、これが理由の一つ。


ジェネレーションギャップを無くすため。

私が当時大好きだったもの、流行っていたと感じるもの、これを私の実年齢±二十の方々に振ったところで、困惑させると思うんですよ。


え、私の時代にはそんなの流行らなかったよ?

その流行った感覚が全然分からない。


その齟齬を無くす為です。


でもそうなる理由って、ネット上で相手の顔も性別も年齢も分からない。

だから此方が勝手に創造した上でしか話を振れない。

って事にあると思うんです。


ちなみにこれ、私もよくやります。

だからこそ最近はコメディーで( ꒪⌓︎꒪)とした顔で出してるんです。


私は誰に通用するものを書いているのか。

同じ世代に向けて書いてるつもりだけど、其れは的はずれなんじゃないか。

そんな人々に、私が通じるネタ振っても平気なのか。

でもこれしか知らないしなぁ。

という思いなんです。

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