表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【異世界恋愛2】独立した短編・中編・長編

二周目の世界で、前世の護衛騎士から怖いくらいに溺愛されています。

作者:有沢真尋
 妖精のような見た目の伯爵令嬢ヴィクトリアは、ある夜の舞踏会にて、貴族の令息に暗がりへと引きずり込まれる。
 力では敵わず、絶体絶命! 
 誰か助けて!

 心で叫んだとき、幻のように浮かんだのは、会ったこともない見知らぬ青年の姿だった。

 長い金色の髪にアイスブルーの瞳を持つ、長身の騎士。よく体を鍛えていて、剣の腕も立ち、どんな時でも護衛対象を完璧に守り抜く鋼の意志の持ち主。
 ヒースクリフ・ブルーイット。
 彼の名前が、自然と頭に浮かぶ。

(ヒースクリフがいれば、こんなことにはならなかったのに!)

 自分のものとも思えない感情が、溢れ出す。
 そして思い出す。自分がかつて「ラルフ」という名前で、この国の王子であったこと。婚約者の公爵令嬢ナタリアに毒殺されて、命を落としたこと。ヒースクリフは、ラルフの護衛だった青年だ。

 それは、過去ではなく、いまと同じ時代の出来事。現に、ナタリアはこの世界にも存在している。
 ただし、ラルフはいない。
 ラルフが生まれていない世界で、ラルフの記憶を持つヴィクトリアは、まだヒースクリフには出会っていなかった。
 男に襲われたヴィクトリアは、無我夢中で叫ぶ。

「ヒースクリフ、『僕』はここだ! 助けて!」

 そのとき、ふっと風が流れて、耳に馴染む懐かしい声が響いた。

※TS+逆行転生。
前世の部下の「恋の練習役」にならねばと斜めな奮闘をするヒロインと、完全にロックオンしているヒーローのすれ違いラブコメです!
(「元の自分」はいない世界で、ヒロインは女性として生まれ育ち、男性の記憶は希薄です。
精神的BL要素と言えるほどの内容はありませんが、苦手な方はお気をつけください)

※他サイトでも公開しています。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
✼2024.9.13発売✼
i879191
✼2025.2.13配信開始✼
i924809
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ