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彼女と友人になって良いのか、不安…

「ホイップクリームって……舌に残ってたとは思うけどさぁ、味もだけど、感想を聞いてるんだよっ私はさっぁ〜!興奮した、快感を覚えたとかそんなのをさぁ〜求めたのぅ〜!」

テーブルに両手をつき、勢いよく腰を浮かせ、詰め寄る彼女は鼻息が荒かった。

「なんて言えば良いのか……興奮したとかそういったことは感じなかったです。抵抗感があってそういうのは……私には……」

期待外れだったかのようにしゅんと項垂れ、浮かせた腰を下ろして座り直す彼女だった。

「そうかぁー、そうだよね〜。唇を奪ったくらいで興奮してくれるほど容易くはないかぁー、女子(どうせい)にされたのも相俟ってってことかなぁ〜」

パフェのアイスを掬ったスプーンを握っていない右手で顎に添えて考え込む仕草をした塔洞さん。

「私ってチョロくないのかも……」

「えっ?なんか言った?」

「えっあっ……いえ、何も……」

彼女から反応があり、口に出ていたことに気付いて、慌てて否定した私だった。

「そおぅ?……って言ってたよねッさっきぃ?はっきりと言ってた気がするんだけど、私の気のせい?幻聴?」

「ごめんなさいッ!言ってました、口に出てました……詰め寄るのは勘弁してェ、くださいぃ……怖いです、塔洞さん」

「ごめんごめん。んっ、怯えさせるつもりじゃなくて。ゆっくりじっくりと関係ぃを築いていこ〜筒海さぁ〜ん!」

謝ってから掬ったアイスを口に運んで、会話を続ける彼女。

「あっはい……」

彼女が不敵な笑みに捉えられる笑顔を私に向けてきたので、身体がビクッと震えた。

「筒海さんを把握するには隅々まで調べ尽くさないと……」

舌なめずりをしながら恐ろしさをかき立てる言葉を呟く彼女に言葉を失う。

「えっそれって……」

「あっ……ううん、なんでもないよ。筒海さんに親友って思われるほどになりたいなぁ〜ってことだよぅ〜もうぅっ!」

塔洞さんの顔が隠れるほどの高さがあるパフェを彼女一人が平らげた。



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