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[最強勇者の物語]   作者: ノーマルゲスト3500
第二章 目を覚ましたらそこはもう異世界でした。
60/70

終焉の魔女

三人共黙ってうつ向いていた。


少しの沈黙が続いた。


一番先にティアが顔をあげた。


ティアが詠唱のような言葉を喋った。


「懐深き神々達よ、かの者をありし姿へと還したまえ、リラウ。」


更にローラとクロエも顔をあげると、ティアと同じ詠唱を始めた。


「懐深き神々達よ、かの者をありし姿へと還したまえ、リラウ。」


するとティアは剣を、クロエとローラは大きなナイフをどこからともなく出した。


更にクロエは別の詠唱を始めた。


「神々に愛されし守り手たちよ、縁と縁、心と心を結ばん、ハーティフ。」


そして詠唱を終えたクロエが僕を直視すると、喋り始めた。


「まさか私達の計画が看破されてしまうとは、こんな事は初めてですよ。」


僕はクロエに尋ねた。


「君達何も持って無かったのに、どこにその武器を隠し持っていたの?」


クロエが僕に視線を向けながら答えた。


「武器を隠し持つ事ができる魔法があるんです。それを事前にかけておいて、先ほどの魔法で解除しただけですよ。」


僕はクロエに言った。


「なるほどね。」


するとティアが僕に話かけてきた。


「いやー、でも終焉の魔女の作戦を見抜くなんて、勇者にしてはやるじゃん。前に来た奴なんて気づきもしてなかったよ。」


するとクロエがティアに話しかける。


「ちょっとティアその呼び名はやめてといつも言ってるでしょう。」


ティアはクロエに言った。

「なんでそんな嫌がるの?かっこいいと思うけどな。私なんて異名無いんだよ。羨ましいぐらいだし。」


僕はティアに尋ねた。


「ちょっと待ってティア、前に来た奴ってどういう事?」


ティアが僕に言った。


「前に来た奴の名前は確か安井良夫とか言ったかな。でそいつもあなたみたいに勇者だったの。自分から勇者ですって言ってくれたから、油断させてから殺したのよ。」


そこにローラが続けて僕に言った。


「そうそれで夜中なってから、外から催眠魔法を何度もかけてから、三人で中に入って、今私達が持ってるナイフでめった刺しにしたんだよ。」


あまりの事に僕は言葉を失った。


そんな惨たらしいことをこの子達がしたというのか?


ローラが僕に話してきた。


「あっ多和田さん、もしかして私達が地も涙も無い殺人者みたいに思ってないですか?」


僕はローラに言った。


「そりゃ思うよ、君達がそんなひどい殺し方をするなんて。」


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