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[最強勇者の物語]   作者: ノーマルゲスト3500
第一章 目を開けたらそこは異世界でした。
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光の鍵盤

とそこまでは良かったのだが、スコットさんによれば、ヤード村までおよそ徒歩で二日のかかると言うのである。あまりの距離に愕然とした。


しかしそれでも一番近いのがヤード村という事だった。


やむなく広大な荒野を歩き始めた。


僕はブツブツ不満を言った。


「リーシャがもっと村の近くに転移してくれてれば良かったのに。」



スコットさんが、心配そうに声をかけてきた。




「何かお気に触る事を致しましたか?」


僕はスコットさんに大声で言った。


「ちょっと今機嫌悪いからしばらく黙っててもらえる?」


するとスコットさんが、申し訳無さそうな顔をして、


「分かりました」


と頷いた。


無言のままひたすら歩き続けた。ようやく荒野をぬけて、草原に出た。


しかし日が傾きかけており、日没が近づいていた。


僕はスコットさんに尋ねた。


「ねえねえスコットさん、まさか勇者に野宿なんてさせないよね?」


怯えた様子のスコットさんに僕は言った。


「ああもう喋っていいから、ねえ今日はどこに泊まるの?」


するとスコットさんが、僕に言った。


「この少し先に村人が共用で使っている家があります。

今夜はそこに泊まる予定です。」


僕はほっとして、スコットさんに言った。


「それ聞いて安心しましたよ。」


程なくスコットさんが言っていた家が見えてきて、その日の夜はそこに泊まった。


ベッドの中でヤード村に着いたら、何をしようかと色々考えているうちに、深い眠りについていた。

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