打ち合わせ
僕達が村に帰った後クロエと一緒に村長宅に向かった。
すると村長宅に入るなり、クロエが怒られた。
ガウス村長がクロエに大きな声で言った。
「あれほど、大森林に行くなと言っておいただろう。」
クロエがガウス村長に言った。
「ごめなさい、お父様。でもこの辺りはあそこしかきれいな花が咲かないんです。」
ガウス村長は少し声のトーンを落としてクロエに言った。
「まあ、無事で良かった。村の皆にも心配をかけた。後で謝っておきなさい。」
クロエはガウス村長に答えた。
「はい、お父様。」
僕は二人の会話が終わってから、ガウス村長に話しかけた。
「すいません、永遠の花です。」
僕はガウス村長に永遠の花五輪を渡した。
ガウス村長が僕に言った。
「ありがとうございました。多和田さん、無理な条件を出した上に娘まで助けて頂いて。」
僕はガウス村長に言った。
「いえ、スコットさんやガロットさんにも助けられましたし。」
ガウス村長が僕に言った。
「お約束通り、その装備品は差し上げます、ガロットに王都まで同行させましょう。紹介状も書きましょう。」
するとクロエがガウス村長に提案をした。
「お父様、いっそ私達も王都に同行した方が良くないですか?王都に用事もあるんだし。」
ガウス村長は少し考えて僕に言った。
「そうだな。明日は我々も同行させてもらいます。王都でも少しは顔がききますのでお役には立てるかと。」
僕はガウス村長に言った。
「分かりました、ではお願いします。」
明日朝一で王都に向けて出発する事になった。
僕はガウス村長と明日の予定について話し合った後、
村長宅を後にして借りている空き家に帰ってきた。
空を見上げると夕暮れ時になっていた。




