永遠の花
クロエ達もようやく落ち着いてきたようだった。
僕はクロエに尋ねた。
「えっと永遠の花っていうのはこの白い花でいいんだよね?」
クロエが僕に答えた。
「はいその花です。」
僕は早速永遠の花を5輪摘むと持ち袋に入れた。
改めてこの丘の上を見渡す。
丘の上には教会の建物がひっそりと建っていた。
他には構造物どころか看板一つさえ見当たらなかった。
ただ何種類もの花が咲き乱れていた。
うーん確かにこの子達が来たがるのも分かる。
ただ教会の建物自体はかなり荒れ果てていた。
クロエ達も花を摘み終わったらしく、こちらに歩いてきた。
そしてクロエが僕に言った。
「ありがとうございました、摘み終わりました。」
そう言えばスコットさん達はいないのだろうか?
僕は大きな声で叫んだ。
「スコットさん、ガロットさんいらっしゃいますか?」
すると教会の扉がギギギという音をたてて開いた。
中からスコットさんとガロットさんが出てきた。
スコットさんが僕に言った。
「いやすまないね多和田君、はぐれてしまって。」
続いてガロットさんが僕に言った。
「本当に面目ねえ、だが助かったぜ。」
僕はスコットさんとガロットさんに尋ねた。
「僕達の用事は済みました。お二人はどうします?」
ガロットさんが僕に言った。
「用事が済んだのなら、とっとと帰ろうぜ。」
スコットさんも僕に言った。
「右に同じくだね。すぐに村に帰るべきだ。」
僕達は来た道を帰り始めた。
やはり二人がいるだけで、帰り道の戦闘はすごく楽になった。
二人を守りつつ、簡単に魔物を仕留める事ができた。
その後全員無事で村に帰り着く事が出来た。




