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[最強勇者の物語]   作者: ノーマルゲスト3500
第二章 目を覚ましたらそこはもう異世界でした。
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村の散策

日の光が窓から射し込んでくる。


さと今日も始まりだな。


僕はベッドから出ると身支度を済ませて、外へと出た。


ヤード村にはおよそ三十軒の建物があり、村全体はそれなりの広さがあった。


村の北側を見上げると、山の頂きが見えた。


なるほど王都はこの山脈の向こう側になるのか。


村の西側を見るとドール渓谷が、村の横をはしっており絶壁となっていた。


絶壁の岩肌はとても白く美しかった。


村の西側には柵が設けられていたが、あまり大きくなく少し心もとない感じだった。


村の一番奥が少し高台となっており、そこに一軒の家が建っていたが、他の家よりかなり大きく村長さんの家かなと思い、その家に向かってみる事にした。


その家の前まで来たが、やはり他の家より立派に見える。


扉を叩こうとした時、後ろから声をかけられた。


「すいません、お父様は今たてこんでおりますので、もう少し後で来て頂けますか?」


振りかえるとそこには金髪で、髪の長い少女が立っていた。


スタイルも良く年齢は18ぐらいだろうか。


僕はその少女に質問した。


「えっと君は誰かな?」


その少女は僕に答えた。


「申し訳ありません。私はガウス村長の一人娘のクロエと申します。」


クロエと名乗った少女は申し訳なさそうに答えた。


僕はその少女に答えた。


「あいえ、そういえばこっちも名乗って無かったね。多和田由といいます。宜しくね。」


クロエは僕に言った。


「多和田さんですね。こちらこそ宜しくお願いします。それですいません、お父様にご用事でしたら少し後にしてもらえませんか?」


僕がクロエに言った。


「ごめんね、特に用事があるって訳ではなくて、このヤード村は初めてで、散策してただけだから。」


クロエが僕に言った。


「そうですか、多和田さんは行商でこの村までいらっしゃったんですか?」


僕はクロエに答えた。


「いや商売とかじゃなくて、ただの旅人だよ。」


クロエが僕に言った。


「へえー、この村に旅の方が来るなんて珍しいですね。」


クロエが僕に続けて言った。


「宜しければ村の中をご案内しましょうか?」


僕はクロエに言った。


「え、いいのかい?クロエさん忙しいんじゃ?」


クロエが僕に言った。


「いえ、ちょうど手は空いておりますので、それとクロエで構いませんよ。村の人達もクロエと呼びますし。」


僕はクロエに答えた。


「そう?ありがとう、じゃあお願いするよ、クロエ。」


僕はクロエに村の案内をお願いした。



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