表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/96

プロローグ

少年はいつものように木の上で惚けていた


修行の合間には木の上────遠くを見渡せるお気に入りの場所で思考を巡らせる


祖父と2人森の中での修行の日々


たまに来る剣士との試合


たまに行く近くの村


それらが彼の生活の全てだった


だから、祖父がたまに話してくれる大陸の話が大好きだった


北の国は服を何枚も着込むだの


中央の国はいろんな人が居て毎日がお祭りだの


祖父が経験したあらゆる事を話してくれた


もうすぐ16歳・・・祖父と約束した旅立ちの時


立つくらいの短くしてある黒髪に、少し垂れている両目と薄い唇、中肉中背だが鍛えられた筋肉が身長を低く見せる


美少年とは言えないまでも整った顔立ちの少年は期待に胸が膨らんでいた


ふとすると眼下に久しく見なかった大型の獣がいる


その姿を見定めた時、今日の夕飯が決定する


「さあ・・・行くか」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ