5話
タイトルを考えるのが苦手です。
本項は説明がメインで、全体量は短めです。
あれから、オッフェルトさんから色々と話を聞いた。
先ず、自分の名前はエリオット=アムド=ダーストンと言うらしい。
年齢は17歳で、自分が死亡した年齢より10歳若い。
そして、自分はダーストン国の国王らしい。
聞いた時は正直、信じられなかった。
17歳で国王? 先代が亡くなって代替わりならまだ解るが、父親であるアルフェード=オド=ダーストンはまだ生きている。
詳しいいきさつは後で説明してもらえるとのことだが、実務の大半は父親と各大臣が行い、それを追認するということなので、エリオットがことさらに優秀だからと言うわけではないらしい。
そして、死ぬ前の世界とこの世界は異なると言うことが解った。
こちらの世界には魔法があったのだ。
オッフェルトが魔法を使うのを見せてもらったので、宗教とかにハマっているとかではないようだ。
実際に指先に火を灯したのを見てかなり驚いた。
あまりにも驚きようが滑稽だったのか、侍女のアスーに笑われ、オッフェルトには逆に驚かれた。
他にも、色々と説明を受けた。
エリオットには2歳上の兄が居たが、残念ながら亡くなられていること。3歳下の妹が居ること。母親は妹を産んだ時に亡くなられたこと。
エリオットが8歳の時からアスーが侍女について世話をしてくれてきたことなど、家族構成など身近な事を教わった。
当たり前だが、恐らくは記憶を思い出してほしいのだろう。
この世界の事などをもっと聞きたかったが、病み上がり(蘇り?)なので、説明は中断となり、一旦寝て休むように言われた。
側に女性が居るためなかなか寝付けないと思ったが、体は疲れていたのか、案外あっさりと眠れた。
その後、昼前まで眠った。
なかなかテンポの良い小説が書けません。
本来なら前の日曜日に出したかったのですが、色々試行錯誤してたら、日曜日が終わってましたorz。