9話
投稿が1週間飛んでしまい申し訳ありません。
快気祝い兼顔合わせの謁見から1ヶ月近く経った。
たまに頭痛で倒れそうになったが、朝と夜はオッフェルトによる一般常識の勉強をし、重臣たちの顔と名前を覚え、各国の外交状況、この世界の歴史などを詰め込まれていた。
寝る間を惜しんでの勉強した。
17歳と言う成長期のおかげか、スポンジが水を吸い込むように覚えていったが、情報量が多過ぎたので、正直言って半分ほどしか覚えていない。
また、王族の嗜みとして武術と魔法、乗馬、操船の訓練をさせられていた。
武術、魔法、乗馬に関しては人並み程度の実力らしい。
オッフェルトを初め、各教官に評価を聞いたところ、次のように言われた。
「並みと言ったところです。1対1であれば装備の優劣で一般兵士に勝てます。ですが、過信しないよう、日々努力してください。」
操船ではそれなりらしい。と言っても、手漕ぎボートと一人用ヨットの実技だ。珍しく褒められたが、
「一人用の船を操作するときは娯楽か、戦場での逃走時くらいです。戦場で国王が一人船を漕ぐなど最後の最後であり、もはや終わりです。」
と、教官から言われて落ち込んだ。
これらの教育以外に、更にそして、とても重要な勉強として礼儀作法を叩きこまれた。
特に、隣国ロンダルスとの結婚式が控えているため、ビシバシと叩きこまれた。
侍女長が日常生活にも付きっきりで作法について指導してくれた。
普段は穏やかなのだが、起こると一気にエスカレートするらしく、少しでも背が曲がったりすると物理的に教鞭がビシバシと鳴った。
これらの日々を何とか生き残り、とうとう結婚まで1週間を切った。
当たり前だが、結婚式の準備は始まっており、街は既にお祭り状態であった。
なんとなく書き始め、その場の思い付きで続けてきましたが、遅遅としてストーリーが進みません。
テンポが悪く、話の盛り上げにも失敗しています。
もう少し上手に書けるように一度初めから見直しをしたいと思います。
つきまして、次の投稿はいつに成るか解りません。