4月8日
船長
「陳述書メールでお送りしました。宜しくお願い致します」
T法律事務所
「お世話になっております。早々にご対応いただきありがとうございます。確認させていただきます」
T法律事務所
「お世話になっております。陳述書の件ですが、船長様の小説は何話からなるものでしょうか。いただいたメールには、小説の原型になるものを10話中2,3話テキストリームにて公開されたとのことでした。
また、小説の中の吉岡純の名前は「黒板純」から取っているということでよろしいでしょうか。
小説の中の登場人物は父母息子の他にはどれくらいおりますか。
よろしくお願いいたします」
T法律事務所
「再び失礼します。
上記メッセージとも重複するのですが、ご相談の際には「数年前から、私がネットで上げる小説の悪役が自分ではないかと思いこまれ」と記載されておりましたが、元の小説では何人の登場人物がいて、悪役はどのような人物でしょうか。
よろしくお願いいたします」
船長
「小説は10話(9話+エピローグ)です。吉岡純は役名の黒板純と吉岡隆文のミックスです。
登場人物はおよそ16名。主な悪役は日本一大学の監督、ペットを捕まえては殺している夫婦、グッドコイン通貨の元締め八海山、黒幕に唆されて悪のネット配信をする吉岡の母親、K国のスパイ郭分列と手下二人。以上です」
T法律事務所
「恐れ入ります。
下記の点についてもご教授いただけますでしょうか。
「魚座」の投稿では下記のことが書かれておりますが、こちらは全て虚偽でしょうか。
思い当たる節がある場合には、どこまでが心当たりがあり、どこまでが全く心当たりのないことなのでしょうか。
まだ仮処分申し立ての段階ですが、プロバイダからの意見照会の段階になると、発信者が反論してくる可能性があり、訴訟の段階では、プロバイダ(被告)側から、発信者の反論が証拠として提出される可能性もございますので、詳細にお答えいただきますと幸いです。
*魚座の投稿
『あなたは私がネットで投稿していることをネットストーカーをして中傷を続けていることはとぼけるつもりですか?細かく追跡してそれをアップしていましたよね』
『以前の私のスレタイと、その紹介文、そして私のハンネをそのまま表現するとはネットの例の「誹謗中傷」よりひどい話です』」
船長
「正直のところやり取りはあまり記憶に残っていないのですが、当時の発言の矛盾点を指摘したことはあるかもしれません。
ストーカー行為をした覚えは全くないです。
小説の中のフレーズで、他の掲示板の文章を参考にしたことくらいはあるかも知れません。
私の悪役のハンドルネーム「死神湖」というのが似ていたのかもしれません。死神湖は神奈川県の「相模湖」から似せてつくったものです。小説のなかの舞台にも近くの道志村が出てきます。
思い当たるのはこれくらいでしょうか」
船長
「ひとつ参考にお聞きしたいのですが、AがBに掲示板で何かを言われたとしても、実際はそれはBのなりすましかも知れないので、Aが本当にBに言われたのかどうかを証明することは不可能なのでしょうか」
T法律事務所
「お世話になっております。「魚座」が三年前に誹謗中傷してきた人と関係があるかどうかは、本件各投稿に名誉棄損・侮辱が成立するかとは直接関係がございません」