悪役冷奴と麦焼酎
とても美味しそうに麦焼酎を飲んでいた冷奴は、醤油と生姜、そして、ミョウガを社長に要求した。
冷奴「よこせ!くそ社長!」
すると、社長は、冷奴にいった。
社長「うっせぇ!おれは、木綿が好きなんだよ!貴様みたいな絹ごしにいわれたくねぇわ!」
と、激怒しながら漆で塗った箸で、冷奴を突いた。
冷奴「おい!やめろ!くそ社長!そこは、ダメだ、ダメなんだよぉ!」
社長「絹ごしのくせに、感じやがって。ほれほれ!」
冷奴「や、やめろぉ!」
社長「あ?そんなこと言うと、醤油かけてやらねぇぞー」
冷奴「か...かけてください...もう悪口いわないから..社長の醤油を私の体にかけてください....」
社長「かけてやらねーよ!ほいほいほい!」
と、社長は冷奴を箸でつついた。
冷奴「やめてぇぇ、くずれちゃうぅ」
と、一人一役で演技をしている社長。
そして、そのとなりにいた社長の奥さんは、呆れた顔をしながら、生姜おろしきで生姜を剃っていました。