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元無気力少年の現状

「しゃぁー!!今日は呑むぞー!!」

「ごめん、僕酒は無理だから」

「私も」

「上に同じ」

「私も無理」

 羽衣以外酒は苦手なのだ。このやり取りも今年で3回目だというのに、羽衣は一向に覚えようとしない。

「いやーにしてもみんなよく予定合うよねー」

「カンナが若干合ってないけどな。少し遅れて来るらしい」

「みんな暇なんだね!」

「編集舐めんな。お前と一緒にすんじゃねぇ」

「研究するのも相当忙しいよ。細かい事やるしね」

「ラノベ作家も忘れないでよね。毎日書かなきゃ〆切間に合わないよ」

「これでも私も結構忙しいんだよ!?今日終業式だったし!」

 まあ、全員自分の選んだ道だから、後悔はしていないのだろう。文句はたれつつも、どこか誇らしげだ。

 そしてカンナが来た後は例年の如くプレゼント交換。今年は働き出した人が多いので、結構いいものも多かった。

「で、昨日何があったのかしら?」

「何故昨日だと思った?」

「貴方は一昨日の夜にこっちについて今日は朝から学校にいたのでしょう?なら、昨日しかないじゃない」

なるほど、いくつかの可能性を切り捨て考えるとそうなるのか。例えば一昨日の夜に何かあったとか。

「昨日、瑞葉さんに会った」

「へぇ、あの人にねぇ」

「それで少し話をしただけだ」

「例えば瑞乃ちゃんについて聞いたり?」

「その辺りは一方的に喋り倒して来たな」

「まあ、考え込んでるだけみたいだから、そこまでの心配はいらないわね」

「まずお前に心配される謂れもないんだがな」

「あるわよ。私は貴方の事が好き。それが十分な理由じゃない」

「そうか。変わらないな、お前は」

「貴方が変わりすぎなのよ」

「再来先生にも言われたよ」

「それにしても久しぶりね。貴方とゆっくり話すのは」

「会社は同じでも、互いに忙しいからな」

「学生時代はいつも一緒にいたのにね」

「一方的にな」

「それでも私は幸せだったわ」

「そうか。なら良かった」

「貴方、何かする気?」

「まぁな」

「私の読心術も落ちたものね。昔は考えてる事までわかったのに」

 一幕置いて、僕は再び切り出す。

「今度、瑞乃と会うんだ。いや、会わなきゃいけない」

「あまり無理しなくていいのよ」

「大丈夫だ。これも僕のやるべき事だから」

 それに、これも仕事だ。なら、やらなければならない。

 今度こそ、守る。何があっても。

やっぱり会話主体の方が書きやすいですね。

カウントダウンでもはじめましょうか。

無常完結まで、あと4日。

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