本屋でお買い物。後編
講談社ラノベ文庫か。確か今日は『ぱすてるぴんく。2』の発売日だったな。買おっと。部費で。
後作者が『弱キャラ友崎くん』読みたいって言ってたな。買おう。作者が読んでないから感想とかは書けないが。
さらに今日作者はテスト終わってすぐダッシュで本屋に行って『ぱすてるぴんく。2』と一緒に『Re:ゼロから始める異世界生活Ex3剣鬼恋譚』も買ったらしい。本当は発売日に買いたかったそうなんだがな。テスト期間だったから我慢した。発売日に買ったどっかのドラゴンを尊敬するわ。
そうこうしているうちに、かなりの量になった。4人でもつにしてもかなり多い。普段こんなに買う人いないだろってくらい。店員驚いてたし。半分は大量の万札を出した僕に対してだが。
そしてレシート長い。このレシートがないと僕はこれを自腹で買うことになる。こんだけ買ったって言う証明がないと学校からは払われないからね。
にしてもかなりのラインナップだな。一世を風靡した人気作が揃っている。
これからこれだけ読めるのかと思ったが、半分は既読本である。残念だ。まあはがないとか買えたからいいんだけどね。
今日は部室に置くだけ置いて本棚に並べるのは明日以降にする。もうすぐ完全下校時間だしね。
再来先生にレシートを渡してその分のお金をもらう。
そういえば僕が何故こんなにお金を持っているのか謎に思った人もいるのではないだろうか。正解は両親から借りた。なので今帰ってきたお金の10分の9は親に返却である。残念だ。
「じゃ、また明日」
「バイバーイ!」
瑞乃を家まで送り、中学が同じ、すなわち家が同じ地区であるののと二人になる。
「随分図太い神経してんだな」
「そうですか?そんなに褒められると照れますね」
「耳鼻科に行くか脳内外科に行くか僕に病院送りにされるか選べ」
「じゃあ先輩の家に行くで」
「よし、脳内外科から回ろうか」
「先輩のお金で?」
「お前の金で」
「じゃ、いやです」
「……ほんと、よくあんだけのことやっといて僕達の前に出てこれるな」
「別に全く気にしてませんから」
「僕達の事を考えろっつてんだよ」
「先輩こそ、会話ラリーだけじゃ飽きられますよ。なんか考えて下さいよ」
それ、僕は悪くないだろ。僕の考えなんて作者の一筆で決まるんだからよ。
にしても作者、ちょっと腕が鈍ったんじゃない?めっちゃ書くの遅くなってじゃないか。
「それじゃ、僕こっちなんで」
「二度とその面見せんな」
そんな風に流して、夜風にあたる。その風は、やけに気持ちよかった。
テスト終わりました!後無常最終話書き始めました!




