彼女をラノベにハマらせる方法。
ライトノベルを買うのは道なき道を歩くのと同義である。
なぜなら、人気のあるものを選ぶのは簡単だが、自分で開拓する事がとても面白いからである。
今度本屋のラノベコーナーに行く時は、全くスポットライトの当たらない端っこに佇む一冊を手にとってほしい。それが、貴方の運命を変えるかもしれない。
まず面白くない大衆小説は本屋に並んでいない。何故なら出版されるものは、自費出版であれば自分が好きなものが書かれているわけでそれはその人にとっては『面白い』物で、例えば講談社など出版社から出版されるものは担当のチェックが入るし、つまらなければプロットで切られる。つまり、あそこに並んでいるのはもれなく誰かにとっては『面白い』物なのである。
勿論おかしな描写、矛盾するセリフなどもあるだろう。それは、その作品の味として受け止めよう。
あらすじは面白そうだから買おうと思ってたけど全然売れてないからやっぱ買わないなんて事をする必要はない。それはその本を読んだやつの見る目がないだけだ。どんなに叩かれる話にも、良いところは必ずある。
第一に『面白い』なんて感覚は主観でしかないのだ。これを客観的に観れる人なんていない。そう呼ばれている人は無理矢理辻褄を合わせて語っているだけだ。
この感覚に、客観的なんてものは存在したい。何故なら感じかたは人それぞれだから。
つまり、どれだけ売れていようと売れていまいと、それは面白さとはノットイコールなのだ。
本当に面白いものは、自分がで見つけてこそなのだ。
とまあここまで大々的に語ったはいいが、僕は自分の面白いと思うものは人に押し付ける。押し付けて押してつけて読ませる。
今だって。
瑞乃に押し付けている。
『いもさえ 』とか『86』とか『賭博師は祈らない』とか。
ちなみに今はオタクの聖域アニメイトに来ている。
ラノベの種類が豊富だから僕もちょくちょく個々に来ているのだが、今日は僕のために来ているのではない。瑞乃をラノベにハマらせるために来ているのだ。
なのでとにかく色々なジャンルの本を紹介している。
「ああ、『冴かの』とかどうだ?」
あの作品の事を思い出した。
こいつはああいう恋愛ものは多分好きな人だ。
なので全力で進めていこう。
本日の収穫。
水上瑞乃がラノベを買った。買ったラノベは、『冴えない彼女の育て方』『86』『妹さえいればいい』『変態王子と笑わない猫。』の1巻。
ちなみに僕は全部持ってるので、買う必要はあまりなかった。
えーはい。本日よりテスト期間なので、しばらくは飛び飛びの更新となります。ごめんぴ




